アロマディフューザーの置き場所は?目的ごとにおすすめを紹介!

アロマディフューザーの置き場所は?目的ごとにおすすめを紹介!

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「アロマや香りの力を十分に発揮してもらうには、アロマディフューザーをどこに置けば良いのか?」
「アロマディフューザーを導入したけれど、いまいち香りを感じられない」

上記のようにお悩みではありませんか?香り空間を演出できるアロマディフューザーは便利なアイテムですが、初心者には扱いにくいと感じやすいことも事実です。特に香りを拡散させたい空間が大きいほど、置き場所に困ってしまうケースが多いでしょう。

あれこれと悩んだ末にアロマディフューザーの導入を見送ってしまうことも考えられます。

しかし、香りによる空間演出は、機能的な効果はもちろん、これからのブランディングでは必須の項目となりえます。そのため、諦めるのではなく、効率的に香らせる方法やアロマディフューザーの置き場所を正しく理解することが重要になるといえるでしょう。

そこで本記事では、アロマディフューザーにおける定番の置き場所から、アロマディフューザーを選ぶポイントまで詳しく解説します。導入前はもちろん、導入後に香りが広がらないと悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

アロマディフューザーのおすすめの置き場所は?

結果からいえば、アロマディフューザーを置くおすすめの場所は以下になります。

アロマディフューザーのおすすめの置き場所
  • 玄関の靴箱などの上
  • リビングの中央付近
  • 寝室のベッドの横
  • バスルームや洗面台付近

それぞれおすすめになる理由について詳しく見ていきましょう。併せて、場所によって異なるおすすめの香りにも触れていくので参考にしてください。

玄関の靴箱などの上

自宅やオフィスの第一印象を決めることとなる玄関では、靴箱などの上にアロマディフューザーを置くと良いでしょう。ディフューザーによってはインテリアになり、人が通る際にも邪魔になりません。お客様へのおもてなしになると同時に、自宅に帰ってきた安心感や、1日仕事を頑張ろうとやる気を出すことにもつながります。

なお、靴箱などの上に置く場合は、なるべくコンパクトなアロマディフューザーをチョイスしましょう。

一方、玄関スペースが広い、入ってすぐにオフィスになる場合は小スペース用のアロマディフューザーがおすすめです。小スペース用のアロマディフューザーは背が高いケースも多いため、靴箱の上ではなく靴箱の横に置くなど臨機応変に対応してください。

玄関スペースにおすすめの香り

 

アロマの系統 具体的な種類 期待できる効果
柑橘系 レモン・オレンジ・グレープフルール 気分をリフレッシュさせる
清潔感を覚える
ハーブ系 ペパーミント・ローズマリー 頭をすっきりさせる
集中力アップ
殺菌効果
ウッディ系 ヒノキ・ユーカリ・ティートゥリー 穏やかな気分にさせる
消臭効果

リビングの中央付近

家族やお客様が集まるリビングは、比較的空間が広いケースが多いため、空間中に香りを拡散させることが難しいケースもあります。用途によって置き場所も異なりますが、お部屋いっぱいに香りを満たしたい場合はリビングスペースの中央付近に設置するとよいでしょう。

ソファスペースの傍らに置いたり、テレビボード周りに設置したりする方法もあります。基本的に、人が集まりやすい場所に設置することで、香りを感じやすくなります。

ただ、ご家庭によってはリビングとダイニングスペースが隣接しているケースもあるでしょう。このよう場合、アロマの香りが料理の香りにとって邪魔になる可能性があります。したがって、アロマディフューザーをダイニングから遠ざけたり、香りのオン・オフができたりするネブライザー式のアロマディフューザーを置くなどひと工夫が必要です。

リビングにおすすめの香り

 

アロマの系統 具体的な種類 期待できる効果
柑橘系 レモン・オレンジ・ベルガモット リラックス・リフレッシュ効果
元気を与えてくれる
ウッディ系 ヒノキ・ホーウッド 心が落ち着く
和・おしゃれな雰囲気に
フローラル系 ゼラニウム・ジャスミン リラックス効果
ストレス緩和

寝室のベッドの横

寝室にアロマディフューザーを置く場合、ネブライザー式などタイマーを搭載しているタイプであれば、ベッドの横で問題ありません。眠る前に稼働させておけば、入眠時にアロマの良い香りに包まれることでしょう。

アロマの中には眠りの質を改善する効果が期待できるものもます。結果的に健康面や美容面から見ても良い効果が期待できるでしょう。

一方、リード式ディフューザーなど、香りの拡散をコントロールできないアロマディフューザーの場合は、ベッドから離れた場所に置いてください。常に香りを拡散することで、眠っている間に香りが濃くなりすぎる可能性があるからです。

安眠効果を得るどころか、人によっては気分が悪くなることもあります。寝室の香りは基本抑え目にしておき、香りの種類や個人の感じ方で調整する方法がおすすめです。

寝室におすすめの香り

 

アロマの系統 具体的な種類 期待できる効果
フローラル系 ラベンダー・カモミール リラックス効果
睡眠不足改善に期待できる
オリエンタル系 サンダルウッド・イランイラン 鎮静効果
抗不安効果
 

バスルームや洗面台

バスルームや洗面台、トイレなど水回りでアロマディフューザーを使う場合は、比較的小型のアロマディフューザーや、壁掛け式のアロマでディフューザーがおすすめです。水がかかってしまうことも考えられるため、直に床に置く方法は避けた方が良いでしょう。

ただ、アロマディフューザーはできれば低い場所に設置する方が好ましいため、アロマディフューザー専用の置き場所を用意する方法もおすすめです。台などを設置すれば、空間の広さに合わせて大きめのアロマディフューザーを設置することも可能になるでしょう。

そもそも、ニオイがこもりやすい水回りは、アロマディフューザーとの相性が良い場所です。置き場所や設置するアロマディフューザーをしっかりと選んで、積極的にアロマディフューザーを活用してきましょう。日常的に香りに包まれることで、自身の気持ちをメンテナンスできることと併せて、お客様が来たときも清潔感を演出できます。

バスルーム・洗面台におすすめの香り

 

アロマの系統 具体的な種類 期待できる効果
柑橘系 レモン・グレープフルール 気分をリフレッシュさせる
清潔感を覚える
ハーブ系 ペパーミント・レモングラス 頭をすっきりさせる
消臭・殺菌効果
 
ウッディ系 ヒノキ・ユーカリ・ティートゥリー 穏やかな気分にさせる
消臭効果

 

香りを広範囲に広げる置き方も紹介

続いては、アロマディフューザーの香りを広範囲に拡散させる置き方を紹介します。アロマディフューザー本体の拡散能力も大切なポイントですが、香りを広げやすい設置場所を知っておくことで、より効率的に香りを広げられます。

お部屋ごとに条件が合う場所があれば、アロマディフューザーの置き場所を変えてみてください。

空調を利用して香りを広げる

最も効率的な方法は、お部屋内の空調・風の流れを利用して香りを広げる方法です。エアコンや扇風機などから少し離れた場所で、風の流れがわずかに感じられる場所に置く。または扉の近くなど、人が行き来する場所に置く方法です。

空調や人の動きによってできた風に乗って、効果的に香りを拡散させてくれるでしょう。なお、エアコンや扇風機の風を利用する場合は、近すぎる場所に置かないよう注意しましょう。香りが拡散する前に、オイルが揮発してしまう恐れがあります。

膝上・腰~鼻より下に設置

アロマディフューザーは、その機能や形の特性から、基本的には香りを上部に放出するように設計されています。そのため、香りを感じやすい高さに設置することも重要なポイントです。具体的には、膝上から腰のあたりに香りの放出口が来るようにすると良いでしょう。

リード式ディフューザーやアロマキャンドルの場合もおなじです。香りの出発地点を腰のあたりにしておくことで、おだやかにたち上った香りがちょうど鼻のあたりに来るようになります。薄すぎず、濃すぎない香りを堪能できるため、上質な香り空間を演出できるでしょう。

窓際近くに置く

春~秋の比較的暖かい季節であれば、窓際に置くこともおすすめです。香り成分が暖かい空気に触れることで、より濃厚な香りを楽しみやすくなります。細く窓を開けている季節であれば、アロマディフューザーの香りと併せて、屋外の香りも楽しめるかもしれません。

ただ「香りを拡散させる効果」だけにフォーカスすると、窓際は最適な置き場所とはいえません。香りを広範囲に広げるより、お気に入りスポットで香りを楽しみたい場合におすすめとなる置き場所です。

なお口述しますが、アロマディフューザーやアロマオイルは直射日光を避ける必要があります。窓際近くに置く場合は、直射日光が当たらないように気をつけたり、レースのカーテン越しになるようにしたりしましょう。

アロマディフューザーの置き場所の注意点

直射日光が当たらない位置に置く

基本的にアロマディフューザーは、直射日光が当たらない場所に置くようにしましょう。特にリード式ディフューザーなど、気化式のアロマディフューザーは、直射日光に当たることでオイルの劣化を早める恐れがあります。

また、オイルの劣化を早めなくても、直射日光によってアロマディフューザー本体の温度があがり、オイルやフレグランスの気化速度を速めてしまうことも考えられます。オイルボトルの交換頻度が上がるなど、コストパフォーマンスの低下もあり得るでしょう。

他にも、リード式ディフューザーは直射日光に当たると、オイルの吸い上げが促進され「液だれ」を起こすことも。基本的にアロマディフューザーにとって良いことはないため、直射日光は避けるようにしましょう。

給気口・換気扇・空気清浄機の近くに置かない

給気口・換気扇・空気清浄機の近くに置くことも避けましょう。理由は単純に、アロマディフューザーの香りを逃がしたり、消したりしてしまうからです。

給気口や換気扇近くであれば、部屋内の空気と共にアロマディフューザーの香りも外に出されてしまいます。レストランの近くなどを通ったときに良いにおいがしてくることがありますよね。この現象と同じことが起きてしまうため注意しましょう。

また、空気清浄機の場合は、近くに置かないよう気をつけるだけではなく、同じタイミングでの使用も避けた方が無難といえます。空気清浄機のタイプや年式によっても異なりますが、香りを吸着してしまうことで空気清浄機自体の故障リスクが上がる可能性があるからです。

給気口・換気口の周りに置かない。空気清浄機はタイミングをずらして利用するなど気をつけてみましょう。

アロマディフューザーは部屋の広さに合わせて置く

香りを空間にしっかりと満たすには、置き場所を考慮するとともにアロマディフューザーの「拡散力」もチェックする必要があります。香りを満たしたい空間に対応したアロマディフューザーでなければ、力不足で香りが薄かったり、逆に香りが濃すぎたりするためです。

ここでは小さい部屋・一般的なリビング・20畳以上の広い空間、それぞれに適したアロマディフューザーについて触れていきます。

小さい部屋(5畳ほど)に適したディフィーザー

一般的な住宅の個室や、ちょっとした休憩室にアロマディフューザーを使う場合は、拡散力が弱めのものを選びましょう。5~6畳程度の部屋におすすめのアロマディフューザーは以下になります。

小さい部屋用
  • アロマストーン
  • リード式アロマディフューザー
  • 小型の超音波式アロマディフューザー

アロマストーンやリード式アロマディフューザーは、アロマオイルやフレグランス自体が自然に揮発することで香りを拡散します。そのため、香りの立ち上がりが抑え目になり、サイズを考慮することで小さいお部屋にちょうどよく香りを拡散してくれるでしょう。

また、超音波式のアロマディフューザーは、水で薄めたアロマオイルを超音波を使いミスト化することで周りに香りを拡散します。水で薄めている分、香りが弱くなるため、小さいお部屋に適したアロマディフューザーと考えられます。

一般的なリビング(10畳以上)に適したディフィーザー

一般的なリビングになると、中程度の拡散力を備えたアロマディフューザーが必要になるでしょう。以下、おすすめのアロマディフューザーの種類になります。

小さい部屋用
  • リード式アロマディフューザー
  • 超音波式アロマディフューザー
  • ネブライザー式アロマディフューザー

リード式アロマディフューザーは、サイズが豊富になるため小さなお部屋から一般的なリビングまで幅広く対応できます。デザインがお洒落なため、インテリアとしても活躍してくれるでしょう。

超音波式のアロマディフューザーは、機械的な仕組みで香りを拡散できるため、サイズや対応できる畳数などを確認することで、適したアロマディフューザーを選ぶことができます。

ネブライザー式アロマディフューザーは、アロマオイルやフレグランスオイルそのものをミスト化させるため、香りの変質や劣化を招くことなく濃厚な香りを空間に拡散できます。香りが濃厚になるため、広い空間でもパワフルに香りを拡散してくれるでしょう。

業務用(20畳以上~)に適したディフィーザー

20畳以上の大きく広い空間になると、一般的なアロマディフューザーではなく業務用のアロマディフューザーがおすすめになります。広い空間に一般的なアロマディフューザーでは、シンプルに拡散力が追い付かないからです。

セットできるオイルの量もさほど多くないため、コストパフォーマンスが低下する懸念もあります。これらのことから、オフィスやロビーなどの広い空間で香りを演出するのであれば、初めから業務用アロマディフューザーの導入を検討する方がおすすめです。

弊社の業務用アロマディフューザー「シュヴァリテエール」は、2週間の無料トライアルによって、香りの種類や拡散力を事前に確認できます。オフィスへの導入をご検討の際には、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、アロマディフューザーの置き場所に関する知識について紹介してきました。つい置きがちな場所がNGであったり、香りを感じやすいポイントに気付けたりしたのではないでしょうか。ただ、ポイントを押さえたといっても、広い空間になるほど設置場所に悩んでしまうケースもあると感じます。

例えば、講堂のように非常に広い空間になれば、アロマディフューザーを複数設置する必要もあるでしょう。そして、複数設置するとなれば、それぞれが拡散できるスペースが被らないように気を付けなければなりません。こうなってくると、専門家でもなければ簡単には置き場所を決められないと感じます。

このような香りに関するお悩みを抱えたときは、長年ニオイ・香りの研究をしてきた弊社にぜひご相談ください。香りを効率的に拡散させる置き場所はもちろん、空間に合ったアロマディフューザーのご提案まで細やかに対応いたします。

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