業務用アロマディフューザーのおすすめを比較!選び方まで紹介!

業務用アロマディフューザーのおすすめを比較!選び方まで紹介!

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業務用アロマディフューザーとは文字通り、ショップやオフィスなどで空間デザインを行う際に用いられる「業務用のアロマディフューザー」を指します。

家庭用のアロマディフューザーと異なる点は、香りを拡散させる力が高い点です。香りを用いたマーケティングに注目が集まる昨今、非常に重要なアイテムの一つだといえるでしょう。

しかし、まだまだアロマはごく個人的に、家庭で楽しむものだと考える方も多いのが現実です。そのため業務用アロマディフューザーには、どのような製品があるのかをご存じではない方が多いでしょう。

そこで本記事では、業務用アロマディフューザーの選び方から、おすすめ製品、実際の導入事例まで詳しくご紹介いたします。業務用アロマディフューザーの導入をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

業務用アロマディフューザーの選び方
  • どこまで香りが届くか・拡散力
  • アロマ・フレグランスの質を確認
  • アロマディフューザーのレンタルにかかるコスト

業務用アロマディフューザーの3つの選び方

業務用アロマディフューザーとはどのようなものか、基本的な知識と併せて、自社に合ったアロマディフューザーを選ぶためのポイントを解説いたします。

01どれくらい広範囲まで香りが届くか

業務用アロマディフューザーは、大きな空間で利用することを前提としているため、広範囲に香りを拡散させるための機能が付いています。

ただ、同じ業務用アロマディフューザーであっても、そもそもの性能や大きさによってアロマを拡散できる範囲は異なるため、まずは拡散力がどの程度なのかを確認しましょう。

「同じ業務用だから」と拡散力を確認しないまま選んでしまうと、個室向きのものからエントランスのような大空間向けのものまで様々な種類があるため、香りの拡散力が弱く物足りなく感じることや、香りがきつすぎると感じてしまうケースもあります。

大切なのは「自社にとって適切な拡散力を備えているか?」となるので、アロマディフューザーを購入する際には拡散力の強さ、対応空間を必ず確認しましょう。

なお、広範囲に香りを拡散させたい場合には使用するアロマ自体にも注意点もあります。以下、アロマを選ぶ際の簡単なポイントなので押さえておきましょう。

大きな空間でアロマを利用する場合のポイント
  • 複雑な香りの「天然香料」と香りの持ちの良い「合成香料」がある
  • 成分以外の両者の大きな違いはコスト
  • 天然香料は香りの種類・グレードによって高額になる傾向あり
  • 大きな空間で利用する際には、天然香料だけだとコスパが悪くなる

02アロマ・フレグランスの香りの質はいいか

業務用アロマディフューザーには、アロマ・フレグランスもセットになることが多い特徴があるため、アロマやフレグランスの質や種類も確認することは大切です。

現在アロマは大きく分けて「天然香料」と「合成香料」の2つの種類があり、それぞれより詳しい特徴は以下の通りとなります。

天然香料と合成香料の特徴
天然香料 合成香料
定義・種類 自然の動植物から抽出された100%天然の香料 石油系の原料から合成された香料自然物の芳香成分を組み合わせた合成香料
香りの傾向 奥深い香り(飽きにくい)
種類が豊富
香りが単調(飽きやすい)
自然界にない香りも合成可能
香りの均一性 同じ香りでも材料によって異なる 高い
香りの持続性 精油の種類によって異なる 高い
コスト 高価 安価

上記の表からわかるように、基本的に天然香料は天然成分であるからこその奥深さを持っている反面、香りの均一性や持続性は材料の質によって左右されます。

また自然界にある動植物から抽出されることから、原材料によっては非常に高価になることも否めず広範囲への拡散は現実的ではありません。

一方、合成香料は科学的に合成された香りであるため、天然香料のような「揺らぎや曖昧さ」がない分香りが単調で飽きやすい特徴があります。

また合成香料は天然香料より圧倒的に安価で、香りの強弱を自由に付けられる点も天然香料にはない魅力です。

そのためアロマにおいては、一概に天然香料と合成香料での優劣は決められません。ただし個人で使うものではなく、ショップやオフィス内で複数人に利用される香りであるからこそ、品質にはこだわる必要があるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、両者のメリットをかけ合わせられる、天然香料と合成香料をブレンドした新しい「フレグランス」です。

天然香料特有の奥深さを備えながら、香りの持続力や拡散力を高められます。アロマディフューザーを選ぶ際には、アロマ自体の種類や品質にも注意を払ってください。

03月額のレンタルの費用はいくらか

事業で香り・アロマディフューザーを用いる際、外せないのが月額レンタル費用などのコスト面です。アロマの質やディフューザーの大きさ、レンタル元の規模などによってかかる費用は異なります。一例を見ていきましょう。

業務用アロマディフューザーの費用比較
製品名 月額料金
AROMA JAPAN 6,990円~
シュヴァリテエール 7,000円~
cocochi-aroma 7,980円~
CSアロマ空間デザインサービス 8,250円~
AROMIC BIZ 9,990円~

業務用アロマディフューザーのレンタル価格は、上記表にあるような価格帯が目安になります。そのため、非常に安価な製品があったとしても、安易に手を出すことはおすすめできません。

安価なアロマディフューザーの場合、香りを拡散できる範囲が狭いケースがほとんどです。したがってコストは抑えられたが、当初の目的である香りの拡散が十分にできないことも。月額のレンタル費用を抑えることも大切なポイントですが、目安を理解した上で「なぜその価格なのか?」にも気を配ってください。

業務用アロマディフューザーのおすすめを比較

業務用アロマディフューザーの特徴、選び方を把握したところで、実際にどのような業務用アロマディフューザーがあるのかを見ていきましょう。おすすめ5選を紹介いたします。

業務用アロマディフーザー

業務用アロマディフューザーのシュヴァリテエール

シュヴァリテエールの特徴を紹介

  • 高い拡散力ですぐに空間に香りを広げる
  • タイマー機能付きで手間がかからない
  • 会話の邪魔にならない静穏性も〇

高い拡散力が、天然香料と合成香料をブレンドしたフレグランスの香りを効率的に空間に広げてくれるアロマディフューザーです。小規模スペース用はファンを搭載していないため、静穏性が高く、ほのかに香りを拡散してくれるでしょう。

スペースに合わせたラインナップがあるため、会議室などの個室からショッピングセンターのような大型の空間まで、カバーが可能。

機器をチョイスすることで、薄すぎず濃すぎない、ちょうどよい香り空間を演出できます。選べるサイズのすべてで無料トライアルを実施しているため、自社のスペースに合わせたアロマディフューザーを選びやすくなっています。

シュヴァリテエールの特徴
レンタル月額 7,000円~20,000円
初期費用 0円
お試し期間 2週間の無料トライアル
拡散範囲 50㎥~2,500㎡
オリジナル香料の作成可否 作成可能
タイマー機能 機能あり
機器サイズ 112Φ x 272mm~346mm x 135mm x 343mm 

all in one type

シンプルでありながら存在感のあるデザインを持つ業務用アロマディフューザーです。用いる香料はすべて天然の材料であるため、天然香料のアロマディフューザーをお求めの方におすすめだといえるでしょう。直置きタイプ・壁掛けタイプの2種類から選べます。

ナイテックスの特徴
レンタル月額 14,000円~
初期費用 25,000円~
お試し期間 1~2週間の無料トライアル
拡散範囲 150㎡
オリジナル香料の作成可否 作成可能
タイマー機能 機能あり
機器サイズ 382×321×130mm

AirQ

ヒアリングはもちろん香り空間のデザインまで含んだ、フルメンテナンスで利用できるアロマディフューザーレンタルサービスです。用いるフレグランスによって月額料金が異なるため、最初にしっかりとフレグランスを選ぶ必要があります。香りの種類が豊富にあるため、ヒアリングに時間をかけると良いでしょう。

アントレックス(AirQ270)の特徴
レンタル月額 13,750円~
初期費用 0円
お試し期間 時期により変化する可能性
拡散範囲 425㎥
オリジナル香料の作成可否
タイマー機能
機器サイズ 192×76×254mm

FLOW

こちらも天然香料にこだわったアロマを提供している、アロマディフューザーレンタルサービスです。アロマディフューザーを「環境美化用品」として扱い、アロマや香り専門のサービスに特化しているわけではないため、香りの種類は少なめといえるでしょう。とりあえず香り空間を試してみたい、このような場合におすすめです。

ユニマットライフ(FLOW)の特徴
レンタル月額 16,500円~
初期費用 27,500円~
お試し期間 あり
拡散範囲
オリジナル香料の作成可否
タイマー機能
機器サイズ 200×73×200mm

エアー

香りの濃度や噴霧調整を9段階から行えるため、繊細な香りの違いを楽しめる業務用アロマディフューザーです。基本的に本体を購入することを前提としているため、レンタルで試したい場合には問合せが必要です。「これから先長く香りを用いることが決定している」このような場合の検討先におすすめといえるでしょう。

アットアロマ(エアー)の特徴
レンタル月額
初期費用
お試し期間
拡散範囲 約80㎡
オリジナル香料の作成可否 作成可能
タイマー機能 あり
機器サイズ 275×118×200mm

業務用アロマディフューザーの導入価格

業務用アロマディフューザーを用いるには、月額費用のほかにも費用がかかるのでしょうか?家庭はもちろん、事業で香りを利用する際にコストを正しく把握することは必須のポイントです。ここでは業務用アロマディフューザーの導入にかかるコストについて見ていきましょう。

導入プランごとの費用

製品名 月額費用 特徴
Aset(SA-F-150) 7,000円~ 会議室など個室向き
Bset(SA-F-500) 20,000円~ ロビーやラウンジなど中・大規模スペース向け
Cset(SA-W-300) 20,000円~ 壁掛け式・天井が高いフロア向け
Dset(VS-860B) 20,000円~ ダクト接続可・超大規模スペース向け

最も小型モデルである、SA-F-150以外のプランは、すべて月額費用が20,000円からとなっています。もちろん利用するフレグランスによっても価格は異なりますが、ショッピングモールなどの大規模空間に対応する「VS-860B」も同じ価格帯だと考えれば、非常にコストを抑えて香り空間をデザインすることが可能だといえるでしょう。

基本的に本体のレンタル費用は0円、サブスクリプション代としてフレグランスの費用がかかっているとお考え下さい。天然香料だけに過度にこだわることなく、柔軟に合成香料をブレンドすることで、香りの機能性を保ち、華やかさ・香りの安定度を高めつつコストを抑えることに成功しました。

大規模空間での利用をご検討いただくほど、コストパフォーマンスのよさを実感いただけると感じます。

2週間の無料お試しも

シュヴァリテエールは2024年4月現在、2週間の無料お試しを実施しています。アロマに限らず、香りは個人によって好き嫌いが大きく分かれます。香りの機能面(リラックス効果・リフレッシュ効果など)だけで選ぶと、香りが好みではないことから機能性もイマイチ感じられないというケースもあるでしょう。

弊社ではこのようなことが起こらないよう、無料お試し期間を設けています。

2週間という少し長めの期間、実際にお試しいただくことで、お好みの香りをしっかりと選んでいただくことが可能です。また、香りというものは、長時間香らせることでも印象が異なります。第一印象はよくても、長く同じ香りに接することでだんだん落ち着かなくなってしまうこともあるのです。

反対に第一印象はそれほどではなくとも、接する時間が長くなることでいつの間にかリラックスできていた。このようなこともあります。だからこそ、ごく短い時間だけで判断するのではなく、一定の時間を香りとともに過ごすことが大切です。

無料お試し期間では、2種類のフレグランスをお試しいただけるため、ぜひ好みの香りを見つけてください

2週間の無料お試しも

シュヴァリテエールは2024年4月現在、2週間の無料お試しを実施しています。アロマに限らず、香りは個人によって好き嫌いが大きく分かれます。香りの機能面(リラックス効果・リフレッシュ効果など)だけで選ぶと、香りが好みではないことから機能性もイマイチ感じられないというケースもあるでしょう。

弊社ではこのようなことが起こらないよう、無料お試し期間を設けています。

2週間という少し長めの期間、実際にお試しいただくことで、お好みの香りをしっかりと選んでいただくことが可能です。また、香りというものは、長時間香らせることでも印象が異なります。第一印象はよくても、長く同じ香りに接することでだんだん落ち着かなくなってしまうこともあるのです。

反対に第一印象はそれほどではなくとも、接する時間が長くなることでいつの間にかリラックスできていた。このようなこともあります。だからこそ、ごく短い時間だけで判断するのではなく、一定の時間を香りとともに過ごすことが大切です。

無料お試し期間では、2種類のフレグランスをお試しいただけるため、ぜひ好みの香りを見つけてください

業務用ディフューザーおすすめの業種

業務用アロマディフューザーの選び方、導入コストの目安など見てきました。では実際に業務用アロマディフューザーは、どのようなシーンで活用できるのでしょうか?業務用アロマディフューザーの導入におすすめの業種・シーンについて紹介いたします。

オフィス

企業のオフィスに導入することで、香りの機能性を実感することができます。オフィスでは集中力アップ、休憩室ではリラックス効果が期待できる香りの導入などがおすすめです。

ホテル・旅館

ホテル・旅館に業務用アロマディフューザーを導入すれば、非日常感の底上げやブランディングに有用でしょう。お客様にとって、特別な日が始まる期待を抱いてもらえます。

病院・医院

病院・医院では香りを活用することによってネガティブなイメージをポジティブに変換できる期待が持てます。香りの種類によって、清潔感を表したり怖いというイメージを払拭したりできるでしょう。

ショップ・店舗

ショップ・店舗で香りを活用することで、お客様の滞在時間アップの効果が狙えます。滞在時間は購買率アップに比例するとされているため、売上アップにもつながってくれるでしょう。

ラウンジ

上質なアロマをラウンジに香らせることで、ワンランク上の空間を演出することが可能です。おもてなし効果と併せて、ラウンジでのひと時を記憶しやすくしてくれるでしょう。

介護施設

介護施設では特定の香りを活用することで、入所者様の認知症緩和に役立ってくれる期待が持てます。また香りを厳選することで、重労働を担うスタッフのストレス軽減にも役立ってくれるでしょう。

ブライダル

一生の思い出に残るブライダル業界でアロマを活用すれば、より幸せな思い出を記憶しやすくなります。またリラックス効果が期待できる香りであれば、緊張感をほぐす効果も期待できます。

フィットネス/ジム

リフレッシュ・集中効果があるアロマを用いれば、フィットネス/ジムでのトレーニング効果向上の期待が。またアロマには抗菌・防カビ作用が期待できるものもあるため、衛生面でも有用といえるでしょう。

弊社の業務アロマディフューザーの導入事例

業務用アロマディフューザーについて、様々な面からご紹介してきました。ここからは業務用アロマディフューザーの実際の使用感について見ていきましょう。弊社の業務用アロマディフューザーを、実際に導入いただいた事例についてご紹介いたします。

超高級ホテルへの導入事例

当時奈良県で、オープン前であった超高級ホテルの香りデザインをご依頼いただきました。ホテルのコンセプトに合う「世界に1つだけのオリジナルフレグランスの調香を、ホテルオープンまでの短納期で」という、他社様では少し対応が難しい事例でした。

弊社は長くニオイ・香りについて研究してきたこともアリ、独自のルートによる短納期の調香を実現。企業様のご希望である「奈良らしさ」を表すフレグランスを3種類提案、うち「吉野檜」をメインにしたフレグランスを気に入っていただけました。

また、フレグランスへのこだわりももちろんですが、利用する業務用ディフューザーにもこだわりがあります。日本の伝統を思わせる重厚なホテルの内装を邪魔せず、しかし確かに香りを拡散させるため、上部ではなく横部からフレグランスの噴霧が可能な「SA-W-300」を選択しました。

ホテルの雰囲気を損なわない外観・静穏性のディフューザー、オリジナルのフレグランスにご満足いただけた事例です。

ディフューザーの導入効果について
  • しっかりとしたヒアリングによる満足度の高いオリジナルフレグランス
  • 視覚を邪魔しないスマートなディフューザー
  • タイトなスケジュールでも、独自ルートでしっかり対応

老年内科クリニックの導入事例

高齢者向けの内科と精神科を併設されたクリニック様より「来院者がよりリラックスできる空間づくり」をご希望された事例です。体のケアはもちろん、心のケアまで行うとなれば細かな点まで心配りが必要でしょう。弊社シュヴァリテエールによって、少しでもお手伝いができればとしっかりとヒアリングをさせていただきました。

全11種のサンプルの中から2種類を選んでいただき、ディフューザーを用いたトライアルによって実際の香りの印象や広がり方を確認していただきました。最終的に選択されたのは「シトラスハーバル」の香りです。

受付から待合スペースまでしっかりと香りを届けるため、ディフューザーは中・大規模スペース向けの「SA-F-500」を選択。退屈しがちな待ち時間を、さわやかかつ柔らかな香りを楽しめる癒しの空間として実現させました。

ディフューザーの導入効果について
  • 選択いただいた香りは11種の香りのラインナップから「シトラスハーバル」
  • 落ち着けるクリニックの内観と併せて清潔かつリラックスできる空間を演出
  • 患者様のご家族から「通院が安らげる時間になった」と、うれしいお声をいただきました

複合オフィスビルへの導入事例

某政令都市に意欲的に建てられた、企業様はもちろん一般の方も利用できる「複合オフィスビル」のエントランスにおける香りの空調をご依頼いただいた事例です。

香りの機能的な側面だけではなく、空調設備との連動、そしてできるだけコストを抑えたいとのご要望をいただきました。弊社シュヴェリテエールで用いるフレグランスは、香りの機能面はもちろん、天然香料と合成香料を組み合わせることで、奥深さを持つ香りでありながらコストを抑えることも可能です。

また弊社は長年香りだけではなく、消臭など「ニオイ対策」にも力を入れてきました。人が活動する時間帯は心地よい香りを演出しつつ、夜間は除菌装置を稼働させることでニオイ対策と併せて感染対策も実現。多くの人が訪れる場所だからこそ、どうしても増えるご要望に真っ向からお応えできたと感じています。

ディフューザーの導入効果について
  • 選択いただいたフレグランスは、奥深さ・複雑さが魅力となる「アクアヴェルデ」
  • 大空間への対応力・見えない場所に設置できるダクト設置タイプ「DQ5000A」を選択
  • 香り空間デザイン・脱臭・感染対策など複数のご要望に対応

業務用アロマディフューザーのよくある質問

最後は業務用アロマディフューザーに関する「よくある質問」についてお答えしていきます。疑問点をなるべく少なくしておくことで、実際に業務用アロマディフューザーを選びやすくなるため、ぜひ最後までご確認ください。

家庭用と業務用の違いってどんなところ?

家庭用アロマディフューザーと業務用アロマディフューザーの違いは、ひとえに香りの拡散力にあるといえます。家庭用のアロマディフューザーは、基本的にごく一部分に香りを広げることを目的とし、最大の範囲でもLDK程度でしょう。

反して業務用アロマディフューザーは、大人数が集まるオフィスやホテルのラウンジ・ロビーでの利用を目的としているため、拡散力が大きく異なります。特に大空間対応の業務用アロマディフューザーであれば、ディフューザー内にファンが搭載されるなど、より香りを拡散させるための機能が追加されています。

また家庭用と業務用の違いには、単純にディフューザーの大きさも挙げられます。拡散力を高める分、アロマやフレグランスの量も増えるため、大空間に対応したアロマディフューザーほどサイズが大きくなると考えられるでしょう。

なお業務用アロマディフューザーは、機能面以外に香りの空間デザインをプロに相談できる点も大きなメリットです。業務にアロマや香りの効果を導入したいと考えるのであれば「ひとまず家庭用から…」と考えるより、初期から業務用を検討する方が理想の空間作りへの近道になるでしょう。

アロマディフィーザーにはどんな種類がありますか?

一言でアロマディフューザーといっても、実は様々な種類があります。業務用アロマディフューザーではあまり使われないタイプもあるため、ここではざっと基本知識として確認していきましょう。

気化式の中でも、リード式などは非常にデザイン性が高いため、業務用アロマディフューザーとして利用されることもあります。しかし香りの拡散力、安全性や操作性を考えると、現在の業務用アロマディフューザーは噴霧式が主流といえるでしょう。

気化式 リード式 リードと呼ばれる木製スティックを、アロマオイルなどに挿し、オイルを吸わせることで香りを拡散させる
アロマストーン 珪藻土や陶器の上にオイルをたらし、オイルが揮発する際に香りを拡散させる
パッド+ファン パッドにオイルを吸わせ、ファンで風を送ることで香りを拡散させる
噴霧式 ネブライザー式 オイルそのものを微粒子に変え、空間に拡散させることで香りを広げる。業務用アロマディフューザーで採用されることが多い
アロマドロップ式 ガラス容器の中でオイルをたらし、微細な振動を使ってオイルを微粒子に変えて香りを拡散させる。ネブライザー式よりデザイン性が高いものが多いが、拡散力は劣る
超音波式 オイルを混ぜた水を超音波によって霧状にし、空間に拡散させることで香りを広げる
加熱式

キャンドル アロマオイルを含んだキャンドルに火をつけて、加熱することで香りを広げる
アロマポット 専用のポット上部にある受け皿にオイルをたらし、下からキャンドルなどで加熱する方法

ごく個人的に利用したい場合などは、上記表を参考に自身に合うアロマディフューザーを選んでみてください。

まとめ

  • アロマディフューザーは拡散力・香りの品質・レンタル費用で選ぶ
  • 業務用アロマディフューザーはレンタル元の実績も大切
  • アロマディフューザー導入がおすすめの業種はオフィスをはじめホテル、医療・介護現場など様々

今回はアロマディフューザーの中でも、業務用にスポットを当てて紹介いたしました。香りによるブランディングや、香りの機能性が注目されてきた昨今、アロマディフューザーに興味を持っている企業様も多いのではないでしょうか。

業務用アロマディフューザーを導入する際には、ディフューザーの性能はもちろん、利用する香りもしっかりと吟味しましょう。香りや食品など、天然物を重宝する風潮がある日本ですが、こと香りに関しては天然香料だけがベストであるとは限りません。

天然香料は天然であるからこそ、アレルギーなどにも気を配らなければなりません。もちろん天然香料だからこそ、奥深く飽きない香りを楽しむこともできます。結局は、天然・合成のどちらかだけが良いという簡単な話ではなく、導入目的や利用するシーンによって使い分けることが重要になるのです。

しかしディフューザー本体だけではなく、香りの種類、シーンに合わせた香料の選び方なども必要となれば、難しくて導入を断念してしまう場合も多いでしょう。そのような場合は、香りに・ニオイに長年取り組んできた弊社にお気軽にご相談ください。

導入事例でもご紹介したように、弊社は香り・ニオイの専門家集団です。ディフューザーを始め、フレグランスにも専門家だからこそのこだわりを持っています。丁寧なヒアリングを経て、お客様のご要望にお応えします。