臭気判定士(国家資格)の開発した定点式におい観測システム『LIMOS』発売決定
- 投稿日:2019/11/07
- カテゴリ:リリース
報道関係者各位
2019年11月6日
株式会社カルモア
臭気判定士(国家資格)の開発した定点式におい観測システム『LIMOS』発売決定
~11月13~15日『香りデザイン東京2019』にて初公開~
株式会社カルモア(本社:東京都中央区、代表取締役:村岡昌憲、以下 カルモア)は、事業所から排出される臭気の管理・監視を行う定点式におい観測システム『LIMOS』を開発いたしました。
11月13日~15日、東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)にて行われる『ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2019・第2回香りデザイン東京』にて初公開いたします。
▼○商品名○ 定点式におい観測システム LIMOS(リモス)
■定点式におい観測システムLIMOS 開発の背景
昭和30年代、高度経済成長の波で急成長した日本の産業は、同時に臭気苦情問題に悩まされることになりました。昭和46年に施行された悪臭防止法では工場やそのほか事業所に対し臭気の排出規制値(臭気指数規制値)を設けており、その測定方法には人間の嗅覚を用いた嗅覚測定法が採用されています。
しかし、人間の嗅覚を用いた測定方法は時間やコストがかかるため臭気の常時監視には不向きでした。
そこで、定点式のにおい観測システム『LIMOS』の登場です。敷地境界上や苦情が発生しやすい方角の風下などにLIMOS設置することで臭気の排出状況をリアルタイムに数値化(※)、複数台設置することで事業所全体の臭気を監視することが可能です。
※通常、LIMOSの測定値はカルモアオリジナルの測定値であり悪臭防止法に準じた嗅覚測定法で得られる値とは異なります。
■定点式におい観測システムLIMOSの特長
1. 24時間リアルタイム監視+アラート機能搭載
設置された各子機の測定データはリアルタイムに親機が受信。常時モニタリングが可能です。また、設定した測定値を超えた場合には親機上にアラート表示がされるため、強い臭気が確認された場合はすぐに確認することができます。
2. 1.5km先でも通信可能な無線規格を採用
中継を用いずに1.5km先の子機とも無線通信可能なため、通信機器設置の煩雑さから解放され、さらに通信機器コストもダウン。
3. 最大16台の子機が設置可能
1つの親機(受信機)は標準で8台、最大16台まで子機(測定送信機)の接続が可能です。全方位にバランスよく設置したり、苦情が発生しやすい場所に集中的に設置するなど多様な設置方法を検討できます。
4. 測定値のブレをふせぐ環境補正機能搭載
従来のニオイセンサーはその特性上、環境温度による影響で意図せぬ測定結果となることがありました。LIMOSでは環境要因を小さくするため温度補正機能を搭載。測定異常を軽減します。
5. オプションにより臭気濃度(臭気指数)近似値にて監視可能
測定値を臭気濃度の近似値で表示させるための検量線機能を搭載。これにより親機上で臭気濃度(換算値)管理が可能となります。(別途オプション)
■定点式におい観測システムLIMOSの概要
名称 : 定点式におい観測システム LIMOS
発売開始日: 2020年春発売予定
価格帯 : 未定
開発・発売元 : 株式会社カルモア
URL : https://www.karumoa.co.jp/
■今後の展開
2019年11月13日~15日、東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)南展示棟第3・4ホールで開催される『ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2019・同時開催 第2回香りデザイン東京』にて、LIMOSを本邦初公開いたします。ぜひご覧ください。(ブースNo.B34/カルモア)