国立研究開発法人/農業・食品産業技術総合研究機構発表の論文内で、カルモア製ニオイセンサー(ポルファ/Polfa) の機構が採用されました
- 投稿日:2022/10/24
- カテゴリ:リリース
国立研究開発法人/農業・食品産業技術総合研究機構により発表された論文内のニオイ実験において、カルモア製のニオイセンサー 「ポルファ(Polfa)」の機構が採用されました。
報文:
Comparison of Cheese Aroma Intensity Measured Using an Electronic Nose (E-Nose) Non-Destructively with the Aroma Intensity Scores of a Sensory Evaluation: A Pilot Study
(和訳:チーズの香りの強さに対する、ニオイセンサー測定値と官能評価判定値による比較)
Research Center for Agricultural Information Technology, National Agriculture and Food Research Organization, 1-31-1 Kannondai, Tsukuba, Ibaraki 305-0856, Japan
Published: 15 December 2021(和訳:2021年12月15日発表)
概要・結論より抜粋(和訳):
チーズの香りを測定する方法の一つとしてニオイセンサーはすでに活用されており、チーズのタイプ・生産地・熟成期間を識別するための活用事例はあるが、官能評価による判定値と、金属酸化物半導体センサーによる測定値を比較した研究はほとんどされていない。
本研究は、チーズの香りに対する、官能評価結果とニオイセンサー値との関係性を調査することを目的とした。
本研究の結果、チーズ摂取前、そしゃく中、嚥下後において、ニオイセンサー平均値と官能評価中央値との間に相関関係が確認された。
特に、そしゃく中における相関関係はリニアに現れ、そしゃく中におけるチーズの香りの予測に、ニオイセンサーが有効である可能性がある。
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論文全文は下記より閲覧いただけます。
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