部屋で異臭がしますが、ニオイセンサーで調べることができますか？

下記の理由により、室内の異臭をニオイセンサーのみで調査・解明するのは難しいと考えております。

1. 室内で発生する異臭は、『なんとなくニオイがする』程度の弱いニオイの場合が多く、その場合にしっかりとしたセンサー数値が現れにくい。 

    

2. ニオイセンサーは特定のニオイ成分やニオイのタイプに限定して数値を出すことができないため、対象としている「異臭」による数値の変動のみを把握することが難しい。

そのため、弊社で異臭を調査する場合には、人間の嗅覚によりニオイの種類や強さを感知し、発生状況や過去の経験事例から総合的に推測して、異臭発生の場所や原因を解明していきます。

その調査過程において、特定のニオイの強弱や漏洩経路をたどる手助けツールとして、ニオイセンサーを活用することはあります。

またニオイセンサーは、ニオイの種類が明らかで、特定のニオイ以外の条件変動が少ない場合において、継続してニオイの発生状況や漏洩管理などを行うには、非常に優れたツールと言えます。

例えば、ゴミ置き場内、工場の排気、事業所の敷地境界線などにおける臭気測定や臭気監視などです。

ニオイセンサーの測定原理と仕組みを見る。

また、ニオイの原因が判明している場合は、業務用消臭剤での対策が効果的です。
対象のニオイの成分に合った消臭剤を使用する事で、より高い脱臭効果が実感できます。

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