厨房排気用 セラミックフィルター脱臭装置【ゼオガイア】
調理排気に特化!「設計しやすさ」抜群の脱臭装置
性能アップでさらに軽量化!2022年1月、改良型をリリースしました。
設計への組み込みやすさ第一に、コンパクトさ・性能の高さ・メンテナンスのしやすさを追求した排気用フィルター。累計納入枚数は 27,000枚(※)を超えます。
厨房・料理臭専用に開発されたため高い脱臭効果を有し、飲食店・商業複合施設のみならず、食品製造工場の排気対策などにも導入される確かな脱臭装置です。
(※)2021.7末時点
こんな場所・場合におすすめ!
店舗設計・不動産開発などにおける、厨房排気向け脱臭装置の選定
建物設計段階から既設リニューアル工事まで、悪臭苦情の対策
スーパーの総菜・ベーカリー・フライヤー排気の脱臭対策
ホテル・商業施設のレストラン排気対策
学校などの給食施設・給食センターの調理排気対策
タレ製造工程(醤油・にんにく・生姜・コショウなど)の排気対策
食品工場のスパイス系臭気・殺菌釜などの排気臭対策
大型再開発の納入先例 (お取引先名・施設名) ※敬称略
- 三井不動産(株)
- 三菱地所(株)
- 阪急阪神HD(株)
- NTT都市開発(株)
- 住友不動産(株)
- 森ビル(株)
- (株)JR大分シティ
- (株)西武プロパティーズ
- JR西日本不動産開発(株)
- (株)JR博多シティ
- 日鉄興和不動産(株)
- 京王電鉄(株)
- オリックス(株)
- パークタワー新川崎
- 大手町フィナンシャルシティグランキューブ星のや
- MUFGグローバルラーニングセンター
- ハービスENT
- 品川シーズンテラス
- 住友不動産二番町ビル
- 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
- Jおおいたシティ
- 東京ガーデンテラス紀尾井町
- JR西日本不動産開発西洞院計画
- アミュプラザ博多
- 赤坂インターシティAIR
- トリエ京王調布
- クロスゲート金沢 など
店舗工事の納入先例 (お取引先名・施設名) ※敬称略
- (株)ヤオコー
- (株)オオゼキ
- (株)マルエツ
- 東京都世田谷区立世田谷中学校
- マックスバリュ東海(株)
- (株)東武ストア
- (株)ライフコーポレーション
- (株)山陽マルナカ
- (株)ルミネ
- (株)丸久
- 狛江市立中学校給食センター
- イオン東北(株)
- (株)オギノ
- (株)ビッグヨーサン など
本「厨房排気臭対策用不燃性脱臭フィルター」は、平成24年度 東京都オープンイノベーション促進助成を受けて開発されました。
ゼオガイア脱臭装置 製品仕様
脱臭フィルター 仕様
素材 | セラミック無機繊維素材(不燃性) |
サイズ | 300×300×60 mmt |
重量 | 約1.0kg/枚 |
推奨使用面風速 |
1.0~3.0m/sec |
推奨温度範囲 | 0~60℃ |
推奨湿度範囲 | ~60% ※ただし結露しないこと |
圧力損失 | 約20~71Pa/層 |
脱臭装置 標準仕様表(型式・風量・サイズ 早見表)
排気ダクト(排風機)の風量に合わせ、ゼオガイア脱臭装置の出来上がりサイズ・重量を目安でご確認ください。
※42,000CMH以上の処理風量は、【標準仕様図(図面)】の3ページ以降をご覧いただくか、直接お問い合わせください。
「天吊り」仕様、「異型寸法のユニット」製作なども対応しております。お気軽にお問い合わせください。
目標とする排気口臭気強度(排気口でのニオイの強さ)により、段数を調整して脱臭能力を強化することも可能です。
脱臭装置 標準仕様図(図面)
処理風量 ~171,000CMH の標準仕様、図面をこちらからダウンロードいただけます。
より正確な仕様、ご不明点などは、お気軽にお問い合わせください。
小風量型 キッチン排気用ユニット装置(KED-850Z)
ゼオガイアフィルターとケーシングが一体となった、ユニット型製品です。風量~850CMHまで対応できます。
製品の仕様・詳細は、後述【小風量用ユニット装置 KED-850Z】の項目ご覧ください。
ゼオガイアが「設計に選ばれる」ワケ
1. 納入後の臭気苦情抑制率99.1%! (※)
2. コンパクト・小サイズ・軽量
3. 低圧損で、ファンへの負担が少ない
4. ロングライフでランニングコストを抑える
5. 「ニオイ対策のプロ」が開発、悪臭苦情を回避
6. 不燃性のため活性炭の代替品として
7. 脱臭フィルター形状だから設置もメンテも楽
1納入後の臭気苦情抑制率99.1%!(※)
厨房排気専用に開発されたゼオガイア脱臭フィルター装置は、臭気苦情抑制率99.1%(※)、納入後に臭気苦情が発生するケースが極めて少ない脱臭装置です。
(※) 稼働半年後までに臭気苦情が発生しなかった件数の割合。2020.10時点。
飲食業への悪臭苦情は、2019年度で669件あり、うち185件で行政の立入検査が行われました。(「令和元年度(平成31年度)悪臭防止法施行状況調査報告書」データより)
不動産開発・複合施設開発・新築マンションなどで施設竣工後・入居後にニオイ苦情が発生し、オープン直後から臭気対策に追われることも少なくありません。中には、建設後では適切・安価な脱臭対策が難しいケースもあります。
設計段階において難しいのは、実際に排出されるにおいの強さや周辺環境の状況が把握できないことです。
そのため、性能や信頼性よりコストに走り勝ちですが、苦情件数の増加を考えれば、実績が高く信頼性ある装置を選ぶべきでしょう。
以下は、代表的な他社製の厨房排気脱臭装置との比較表です。
他の厨房排気装置との比較
他社製セラミック系脱臭フィルターとの差異性・優位性としては、
-
- 設計のしやすさ(コンパクト・軽量・低圧損)
- 脱臭性能の高さ
- 性能持続力によるランニングコストの低さ
- メンテナンスのしやすさ
が挙げられます。
2コンパクト・小サイズ・軽量!
ゼオガイアフィルターは、60mm厚/枚という薄さとセラミック素材の軽量さを強みに、多くの厨房排気設備へと導入されてきました。(累計納入枚数 27,000枚、2021.7現在)
さらに改良型ゼオガイアでは、フィルター1層あたりの脱臭性能のに向上により、標準積層数(実装フィルター段数)を削減し、さらなる省スペース・軽量化を実現しました!
大きさ・重量ともに設計に落とし込みやすい様、極限までそぎ落とした本装置は、屋上などの屋外への設置のみならず、スペースや耐荷重に制約のある天井裏にも設置可能です。
しかし特筆すべきは、薄い・軽いにも関わらず、しっかりとした脱臭性能を発揮する点です。
累計納入枚数 27,000枚(※)というゼオガイアの実力と、空気対策件数累計 90,000件(※)のカルモアの実績が信頼性を裏付けます。
脱臭装置は、悪臭苦情を発生させないしっかりとした性能あってこそです。
(※)2021.7時点。
実際の装置サイズ(風量別の仕様表)はこちら:
3低圧損で、ファンへの負担が最小限!
圧力損失を大幅に抑えました。
排風機の電気消費量を抑制するため省エネとなり、設計自由度を高めます。
特にファンの仕様が決まっている既設物件においては、ファン交換を回避できるなど、低圧損のメリットが最大限に活かされます。
4「ニオイ対策のプロ」が開発、悪臭苦情を回避!
カルモアのゴールは、限られた予算の中で失敗しないニオイ対策をご提案すること。
ゼオガイアは、脱臭業歴30年のカルモアが,、調理臭・厨房臭の専用に原料調合から開発したオリジナル脱臭技術です。 (※本製品は平成24年度東京都オープンイノベーション促進助成を受けて開発されました。)
調理臭・厨房臭は幅広いにおい物質を含有する複合臭であり、特に、人間の嗅覚に敏感に反応してしまう焼き焦げ臭は、臭気苦情を引き起こす原因とされます。
これら厨房特有のニオイ成分と相性のよい(吸着しやすい)数種の原材料を独自配合し、多種の吸着細孔(表面に形成される微小の穴)を形成することで、ゼオガイアは効果的に厨房のニオイを吸着します。
平均的な脱臭効率は75~90%、最大で96%まで脱臭効果を得ることができます。
原臭(脱臭前) | ゼオガイア2段出口 | 脱臭効率(脱臭性能) | |
焼肉 | 3200 | 250 | 92% |
カレー | 3200 | 160 | 95% |
魚焼き | 7900 | 320 | 96% |
ニンニク炒め | 5000 | 500 | 90% |
飲食業への悪臭苦情は、2019年度で669件あり、うち185件で行政の立入検査が行われました。(「令和元年度(平成31年度)悪臭防止法施行状況調査報告書」データより)
厨房排気のニオイ対策では、住宅地や生活エリアが隣接していることが多く、脱臭装置を設置しているにも関わらず悪臭苦情が発生してしまうことも少なくありません。
5ロングライフでコスト削減!
「ピークカットxゆっくり放出」で、ロングライフを実現!
ゼオガイアの最大の特徴は、臭気のピークにニオイを一時吸着し、低臭気の時間帯に抱えたニオイ物質を分解しながら少しずつ手放すという、ピークカット能力x放出です。
臭気苦情の多くは臭気排出ピーク時が原因となります。ゼオガイア脱臭装置はこのピークのニオイをまず受け止め捕獲、臭気苦情の解決に寄与します。
7脱臭フィルター形状だから、設置もメンテも楽!
ゼオガイアは薄型x正方形のフィルター形状です。
その脱臭フィルターを、設置・メンテナンス作業しやすようケーシングユニットとして導入します。
装置扉を開けるとすぐに整列された脱臭フィルターへアクセスできる仕様となっており、不具合確認やフィルター交換などのメンテナンスが非常に楽です。
→ | → | → |
フィルターは段数を増減させることで脱臭性能を調整することができます。
例えば、予算内で最小限のフィルター段数を導入し、周辺のニオイの広がり状況によって後からフィルターを追加することも可能です。
反対に、想定より排出するニオイが強くなかった場合に、フィルター段数を削減してコストを下げることも可能です。
さらに進化したゼオガイアはここが違う!
2022年1月に改良型をリリースしました。脱臭性能をさらに向上し、フィルター積載数の削減=軽量化と圧力損失削減 を実現しました!
今まで以上に、設備設計への組み込みやすさをご提供いたします。
改良版ゼオガイアは、、、
● 脱臭能力を約10%アップ!
● 装置のサイズダウン&軽量化!
● 圧力損失を削減!
● 装置価格をダウン!
従来品(旧型)と改良型の比較表
■ゼオガイアフィルター | |||
従来品(旧型) | 改良型 | 向上ポイント | |
脱臭能力(1層あたり) | 約55~60% | 約60~70% | 性能約10% up |
標準層数(※1) | 3層 | 2層 | 1層 削減 |
サイズ | 300x300x60t | 300x300x60t | ー |
圧力損失(3.0m/s時)(※2) |
約171Pa/3層 (約57Pa/層) |
約142Pa/2層 (約71Pa/層) |
約17% down |
重量 | 約1.2㎏ | 約1.0㎏ | 約17% down |
■ケーシングユニット
標準仕様 |
最大5層ユニット (実装3層) |
最大3層ユニット (実装2層) |
奥行寸法 約18% down |
(※1) 標準的な厨房排気において、脱臭効率90%
改良品ゼオガイアフィルターは従来型と同サイズです。すでにゼオガイア脱臭装置をご使用中のお客様も、改良型フィルターの追加装填・メンテナンス交換が可能です。
技術~脱臭原理・効果
脱臭原理
ゼオガイア表面の複数サイズの無数の細孔に臭気分子が捕捉されることで吸着脱臭致します。
入口臭気が弱い時に、一部分解を伴いながら、緩やかに吸着していた臭気分子を放出します。
脱臭効果
様々な調理臭に対応する為、調理臭の除去に適した脱臭原材料を数種類配合してフィルター化致しました。
特に、従来活性炭等の吸着材が苦手としてきた、臭気苦情の主原因となる焼き焦げ臭に対して高い除去性能を有しています。
対象臭気の強さと出口目標値(脱臭性能目標値)に応じて、フィルターの必要層数が変わります。脱臭フィルターを多段にすることで、脱臭効果を高めることが可能です。
徐放効果
調理時に発生する臭気が強い時間帯は、臭気を強力に吸着脱臭し、臭気が弱まったタイミングで徐々に臭気を放出していきます。
※ニオイセンサー値は旧型KALMOR-Σによる測定結果。
ゼオガイア脱臭装置の導入事例
大型再開発の導入事例
■お取引先社名: 三井不動産(株)/三菱地所(株)/阪急阪神HD(株)/NTT都市開発(株)/住友不動産(株)/森ビル(株)/(株)JR大分シティ/(株)西武プロパティーズ/JR西日本不動産開発(株)/(株)JR博多シティ/日鉄興和不動産(株)/京王電鉄(株)/オリックス株式会社 など
■施設名: パークタワー新川崎/大手町フィナンシャルシティグランキューブ星のや/MUFGグローバルラーニングセンター/ハービスENT/品川シーズンテラス/住友不動産二番町ビル/虎ノ門ヒルズビジネスタワー/Jおおいたシティ/東京ガーデンテラス紀尾井町/JR西日本不動産開発西洞院計画/アミュプラザ博多/赤坂インターシティAIR/トリエ京王調布/クロスゲート金沢 など
【大型再開発・事例1】某ホテル跡地/商業施設
排気風量:74,200CMH | 7段 8列 4層 ×2面 |
型式:ZG-81000-4(6) | V型ユニット |
排気風量:15,070CMH | 4段 9列 5層 |
型式:ZG-24000-4(5) | F型ユニット |
【大型再開発・事例2】複合再開発ビル/赤坂地区
排気風量:103,770CMH | 12段 12列 3層 |
型式:ZG-V2-104000-3(5) | 床置型 |
排気風量:5,400CMH | 3段 3列 3層 x他3系統 |
型式:ZG-7800-3(5) | 天吊型 |
店舗工事の導入事例
【店舗工事・事例1】某焼肉専門店ビル/東京都銀座
排気風量:11,000CMH | 4段 4列 5層 |
型式:ZG-11000-5(5) | 簡易グリスフィルター付 各5系統 |
【店舗工事・事例2】某中学校・給食室
排気風量:22,750CMH | 7段 6列 5層 |
型式:ZG-28500-5 | (SUS304製2D防眩仕様) |
【店舗工事・事例3】給食センター
排気風量:18,000CMH | 5段 5列 5層 |
型式:ZG-18000-5(5) | 床置型 |
排気風量:16,000CMH | 5段 5列 5層 |
型式:ZG-18000-5(5) | 床置型 |
排気風量:12,000CMH | 5段 5列 5層 |
型式:ZG-18000-5(5) | 床置型 |
排気風量:9,300CMH | 5段 5列 5層 |
型式:ZG-11000-5(5) | 床置型 |
【店舗工事・事例4】某スーパーマーケット・総菜フライヤー排気
排気風量:12,900CMH | |
型式:ZG-14000-3 | 特殊型(垂直気流) |
「失敗を未然に防ぐ」デモテストと脱臭シミュレーション
脱臭装置・設備は高額となるため、設備ご担当者・設計ご担当者様などにとっては「装置を導入したのに効果がでない」は許されません。
失敗しない対策・装置選びのために、導入・設計前にデモテストを行い、お客様自身に効果検証をしていただくことが可能です。
カルモアでは様々な脱臭装置のデモテストを行っています。
- 実際の装置をスケールダウンしたデモ機にて、脱臭効果を確認する。
- 実際の装置をレンタル貸し出しし、お客さまが一定期間ご試用になり、効果を確認する。
- 実際のにおい現場、排気ラインなどにデモ機を設置し、現場で効果を確認する。
カルモアの脱臭対策では、見えないニオイを見える化して、データで結果を検証します。
そしてさらに、効果の確信を得ていただくには、お客様自身でご体感いただくのが一番です。
建築設計におけるデモテスト
複合施設開発など、まだ設計段階で実際の臭気が発生していない場合には、設計会社様や設備ご担当者様のみならず、施主様などもお招きして、カルモア社内にて実施する効果テストにお立ち合い頂くことも少なくありません。
厨房排気用脱臭フィルター・ゼオガイアのデモテスト風景です。
デモ装置に入る前と後のにおいを両方、専用のニオイ袋に採取し、嗅ぎ比べることで、脱臭効果を体験していただけます。
厨房排気の設計方法 ~施主さまを納得させる装置選定~
排気口から排出された、または建屋から漏洩したニオイがどのように近隣地域へと拡散していくのか。
カルモアでは独自開発したシミュレーション技術を使って、地図に落としながら解説いたします。
ニオイのプロによる脱臭(臭気拡散)シミュレーション
ニオイの強さ(臭気指数・濃度)や排出場所の高さなどから、ニオイの拡散をシミュレーションし、近隣地域での悪臭苦情発生の可能性を確認します。
悪臭苦情が発生しないためにはどのレベルにまで臭気を低減する必要があるのか、適切な脱臭目標を設定し、稼働後の臭気苦情を回避するのみならず、過剰なコスト投資を抑えることが可能です。
見えないニオイを可視化することができるため、設計ご担当者様が、その先の施主様やディベロッパー様に導入装置の選定根拠などをご説明する際に、非常に説得力が増します。
【工場の臭気拡散シミュレーションの例】
悪臭規制の知識:なぜニオイ対策(脱臭装置)が必要なのか
「悪臭」は環境基本法 第2条で定める「公害」(いわゆる典型七公害)の中の一つであり、感覚公害として、住民の苦情や陳情を受け行政が対策を求められます。
飲食業への悪臭苦情は、2019年度で669件あり、うち185件で行政の立入検査が行われました。(「令和元年度(平成31年度)悪臭防止法施行状況調査報告書」データより)
具体的な規制基準としては、悪臭防止法において臭気強度の規制値が定められており、事業主はこの基準値をクリアする必要があります。
しかしながら小規模店舗・個人経営飲食店などにおいては、脱臭装置の導入は高いハードルであることも事実です。そこで環境省では、飲食店事業者向けのマニュアルを公開し、事業者の理解を求めると共に支援を行っています。
小風量用ユニット装置【KED-850Z】
ゼオガイアフィルターとケーシングが一体となった、ユニット型製品です。風量~850m3/hrまで対応可能です。
家庭用レンジフード、コンビニ総菜排気、軽飲食店、ミニキッチンなど、小風量の排気に対し、ダクト上に組み込むだけで導入できます。
近年臭気トラブル・臭気苦情が増加している集合住宅への導入もおすすめです。
ユニット装置 仕様
型番 | KED-850Z |
---|---|
外形寸法 | W340×H350×L600mm |
ユニット重量 | 約15kg(フィルター2層実装時:約17kg) |
風量 | ~850m3/hr |
圧力損失 | 約142Pa(フィルター2層時) |
平均的な脱臭効率 | 約85~90%(フィルター2層時) |
ケーシング材質 | ガルバリウム鋼板 |
脱臭フィルター仕様 (ゼオガイア脱臭装置と同仕様)
素材 | セラミック無機繊維素材(不燃性) |
サイズ | 300×300×60 mmt |
重量 | 約1.0kg/枚 |
推奨使用面風速 |
1.0~3.0m/sec |
推奨温度範囲 | 0~60℃ |
推奨湿度範囲 | ~60% ※ただし結露しないこと |
圧力損失 | 約20~71Pa/層 |
ユニット装置 仕様図(図面)
こちらから図面をダウンロードいただけます。
小風量ユニット装置はここがおススメ!
1高い実績と効果の脱臭技術!
調理臭・厨房臭の脱臭装置として、複合施設厨房排気・給食センター排気など業務用で高い実績を誇るゼオガイア脱臭フィルター。その性能をそのままに、省スペース対応型として商品化しました。
ゼオガイアフィルターは累計納入枚数27,000枚(※)を超える信頼高い製品です。(※2021.7現在)
標準のフィルター搭載数は2層(2段)ですが、ユニット設計としては1段予備段数を設けており、最大3層までフィルターを内蔵させることが可能です。
2設置が簡単!工事が楽!
排気ダクト切断面を本装置と接続するだけで取り付け完了です。
- 本体に駆動部がないため、電気工事が必要ありません。
- 外形寸法はW340×H350×L600mm。
薄型・省スペース設計のため、天井懐内に設置できます。
- 前後ダクト接続用の丸ソケットを標準搭載しております。
3低圧力損失
圧力損失が一般的な吸着材と比べて低く、レンジフードファンのみで対応可能です。
【小風量用 ユニット装置(KED-850Z)のカタログ】はこちらからダウンロード頂けます。
ゼオガイア脱臭装置 使用に際しての注意事項
※大中小風量向け脱臭フィルター装置・キッチン向けユニット 共通の注意事項です。
オイルミスト前処理 |
厨房のフード部分には、必ず総務省消防庁「グリス除去装置の構造等の基準(平成8年8月15日付消防予第162号)」に準拠したグリスフィルターをご使用下さい。
脱臭フィルターにてある程度は油分を補足・吸収致しますが、フィルター寿命を延ばす為に、多量のオイルミスト発生が予想される焼肉、焼き鳥、中華料理、イタリアン料理、フライヤー、鉄板焼き等の調理臭系統に使用する場合には、上記とは別に脱臭装置前段でオイルミストを除去して頂きます様お願い致します。 |
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煙・塵埃の前処理 |
本脱臭フィルターは臭気分子の除去を目的に製造されており、除塵は目的としておりません。 塵埃が多量に飛散してくる場合には、フィルターの前段で除去して頂きますようお願い致します。 |
使用環境 |
液体中では使用できません。
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FAQ
- ゼオガイアのメンテナンスはどれくらいの頻度で行うのですか?
- 調理や厨房の臭気対策について教えてください
- フィルターの脱臭効果はどれくらいですか?
- 圧力損失はどれくらいですか?
- 機器の選定はどうやってやるのですか?
その他、ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください。