TOER
総臭気排出強度のことで、Total Odor Emission Rateの略。
悪臭防⽌法においては、OER(臭気排出強度)が規制基準となる測定値の⼀つである。
排出⼝から排出される臭気の総量的な排出強度を把握する世界的指標。
OERは、煙突や排出口等から排出される臭気の臭気濃度に排ガス量(m3N/分)を乗じて求められるが、⼀事業所において複数の発⽣源がある場合に、その総和を求め、事業所全体の臭気排出強度を把握する値として、TOER(総臭気排出強度)がある。
OER = 臭気濃度 × 乾き⾵量(m3/分。標準状態における排ガス量)
TOER(総臭気排出強度) = 各排出⼝のOER の総和
TOERの値をもとに、事業所単位の臭気影響範囲の予測、事業所間あるいは業種間の臭気汚染に対する影響力の相対的な比較などが、概括的ではあるが可能となる。
大気拡散式に基づく予測手法などにも取り入れられており、臭気対策を行う際に非常に有益な概念である。
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- 敷地境界線や排出口における悪臭規制基準値のクリア
- 周辺悪臭苦情の解決
- 脱臭装置の選定方法 など…
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