酪酸
ノルマル体とイソ体がある。分子量88.11。不快な酸敗臭を持つ。
ノルマル酪酸CH3(CH2)2COOHは沸点163.5℃、融点-5.7℃、比重0.959。不快性の強い腐敗臭で、検知閾値は0.000068ppm。
イソ酪酸(CH3)2CHCOOHは、沸点154.5℃、融点-47℃、比重0.96。検知閾値は0.0014ppm。ノルマル酪酸は特定悪臭物質に指定されており、敷地境界規制基準の範囲は0.001~0.006ppm。
主な発生源として畜産事業場、化製場、でんぷん工場等がある。
産業工場・事業所内などにおける酪酸類の脱臭対策は、空気環境事業部へご相談ください。
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