高速液体クロマトグラフ
固定相と移動相の分配平衡を利用して、測定物質を分離する方法をクロマトグラフィと呼ぶ。
移動相に液体(水・有機溶剤混合液等)を用いる。移動相を高圧の液層ポンプで送り、複数成分の分離を短時間で行えるものを、高速液体クロマトグラフという。
充填剤(固定相)として、主に粒子径5μm程度の新水泳ポリマーゲルや化学結合型シリカゲルが用いられており、ステンレス製カラム(内径1~6mm、長さ5~30cm)に充填したものを単独または複数本接続して用いる。
検出器として、紫外線分光光度計が広く用いられている。