9段階 快・不快度表示法
においの快・不快の程度を表示するための尺度で、評価と表現は以下である。
-4 極端に不快
-3 ⾮常に不快
-2 不快
-1 やや不快
0 快でも不快でもない
+1 やや快
+2 快
+3 ⾮常に快
+4 極端に快
環境庁委託による悪臭基準設定に関する調査(日本環境衛生センター、昭和46年度)にて、官能試験班で設定された。
快でも不快でもないにおいを中間点にして、不快方向4段階、快方向4段階の9段階から成る。
各段階は等間隔と見なされ、-4~+4の評点が与えられる。
この官能評価に基づく表示法は、嗅覚の個人差や信憑性の観点から、悪臭公害の分野においては補助的データとして用いられることが多いが、実験室における繰り返し評価では個人内の変動は小さいという結果が出ており、有効性も認められている。
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