ピネン
透明な液体で、新鮮な松様香気を有する。
市販のピネンはα-体とβ-体の混合体が多く、テレピン油を蒸留精製したものである。塗料、樹脂、接着剤の原料として大量に使用される他に、調合香料の素材として森林調およびハーバル調などに用いられる。
しかし、最も重要な用途は他の多くの合成香料の出発物質としてで、樟脳、テルピネオール、ゲラニオール、リナロール、シトラール、ヨノンなどができ、ピネンアロマテックスといわれている。
α-体;比重0.86、沸点156℃、引火点32℃
β-体;比重0.87、沸点166℃、引火点32℃