ウェーバー・フェヒナーの法則
感覚の大きさが刺激強度の対数に比例する法則のこと。
正しくはフェヒナーの法則と呼ぶ。
ウェーバーの法則は相対弁別閾がほぼ一定になるという実験法則で、フェヒナーは感覚の大きさは弁別閾をもとに構成できると仮定し、ウェーバーの法則を利用して上記の対数法則を導いた。
感覚の大きさが刺激強度の対数に比例するということは、下図で説明できる。
上図の様に、例えば感覚強度4の臭気を1/2 の強度2に削減したい場合、物質濃度は1/100 削減しなければならない。
(感覚強度4 の物質濃度3,160ppb から感覚強度2 の物質濃度31.6ppb へは、1/100。)
例えば物質濃度を99%以上削減(あるいは99 倍以上希釈)したとしても、感覚値としての臭気強度は半減程度にしかならないのであり、脱臭対策の難しさはここにあるといえる。
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- 敷地境界線や排出口における悪臭規制基準値のクリア
- 周辺悪臭苦情の解決
- 脱臭装置の選定方法 など…
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