除菌ウイルス対策でも注目!【オゾンの知識と活用法】
目次
1.オゾンとは
オゾンってどんな物質?
オゾンは3つの酸素原子からなる酸素の同素体です。塩素の約6倍の酸化力があり、フッ素に次いで酸化力の強い物質です。その酸化力により、菌を除菌したり、ニオイを分解することができます。オゾン層などで知られているように、自然界にも存在する物質です。
どうして注目されているの?
オゾンがもつ強い酸化力は、様々な物質を分解する性質があります。このオゾンの力は菌やウイルスにも効果があり、オゾンガスを室内に充満させることで、室内の菌やウイルスの除菌・除去ができます。感染症対策に有効かつ、アルコール除菌に比べて作業の手間少ないため、クラスター発生の予防策として注目されています。
2.オゾンができること
室内の除菌&ウイルス除去
ある濃度で一定時間以上オゾンを燻蒸することで、空間に浮遊する菌やウイルスを除菌、除去できます。机やドアノブなど、物の表面に付着した菌やウイルスにも効果があるため、オゾン燻蒸による除菌では室内が丸ごとリセットされます。手の届きにくい場所までくまなく除菌ができるのも、アルコールにはないオゾンガスならではの特徴です。
室内のニオイの脱臭
オゾンはニオイも分解することが出来ます。空間のニオイだけでなく、オゾンの燻蒸と換気を繰り返すことで、室内に染みついてしまったニオイも脱臭することができます。しつこいタバコ臭や、焦げ臭など換気だけでは落としにくいニオイにも効果抜群です。
3.オゾンの安全性
正しく使えば安全
オゾンは高濃度で長時間曝露すると、人体に悪影響を及ぼします。しかし低濃度、短時間であれば、大きな危険はありません。高濃度のオゾンで燻蒸する際は、しっかりと対象の部屋を密閉し、中に人が立ち入らないようにすることが大切です。また、オゾン燻蒸後は換気やオゾン回収を行い、オゾン濃度を下げてから部屋を使用することで、安全にご使用いただけます。
残留性がないので安心
オゾンは他の物質を分解した後、自身も壊れて酸素に変化します。また反応に使われなかったオゾンも、時間の経過とともに自然分解して最後は酸素に戻るため、オゾンが残留することがなく安心です。
4.比べて分かる、オゾンの特徴
オゾンは他の手段と比較しても、除菌や脱臭に有効な手段です。
|
オゾン |
イオン |
薬剤 |
フィルター |
機器例 |
オゾン発生器 |
イオン発生器 |
アルコール 次亜塩素酸水 |
空気清浄機 |
空間の除菌 |
◎ |
○ |
× |
○ |
物の表面の除菌 |
◎ |
○ |
◎ |
× |
有人空間での使用 |
× |
◎ |
○ |
◎ |
使用時の手間 |
○ |
◎ |
× |
◎ |
脱臭能力 |
◎ |
○ |
△ |
○ |
コスト |
○ |
× |
△ |
○ |
※弊社機器および一般的な機器を想定した場合の評価イメージです。
5.おすすめのオゾン発生器
オゾン燻蒸はオゾン発生器を使用して行います。市販のオゾン発生器には、値段もスペックも様々なものがありますが、一般的な居室やホテルの客室ほどの広さであれば、オゾン発生量が1000~2000mg/hほどあれば対応可能です。部屋の広さに対しオゾン発生量が多すぎると、オゾン濃度が高くなりすぎるケースもあるため注意が必要です。
カルモアのオゾン発生器ゲルリッツ(Goerlitz-zero)はオゾン発生量1500mg/hと、一般的な客室や小型会議室などでの使用にピッタリのスペックとなっています。非常に小型で軽量のため、女性でも持ち運びやしやすいのが特徴で、大手リゾートホテルや老健施設でも、日々ご愛用頂いております。
オゾン発生器ゲルリッツ(Goerlitz-zero)は、
カルモアオンラインショップにてご購入可能です!
<関連サイト>
オゾン発生器【ゲルリッツ】特設サイト
<こんなお悩みは、我々にお任せ下さい!>
・感染症予防策として、新しく除菌設備を導入したい。
・オゾン発生器をレンタルで試してみたい。
空気環境のことで
悩んでいませんか?
カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。