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臭気判定士の激闘

創業30年、実績90,000件以上。カルモア臭気判定士によるニオイの現場レポート。

水性塗料も消臭剤で対策できます

突然ですが、都市ガスにはメルカプタンという気持ち悪いニオイ

(あくまで個人的感想)があえて付けられています。

これはもちろんガスもれ等の時に少量でも感知できる嫌なニオイをさせ、

誰でも早い段階で危険を察知できるようにしたもの。

私もガスストーブを消したあと、「はっ!メルカプタン臭!」と感じたため、

元栓をしめて寝ました。みなさんもメルカプタンにはどうぞお気を付け下さい。

 

 

さて先日、自動車塗装工場での消臭剤スプレーテストをしてきました。

自動車塗装工場からのお問い合わせや実績は多数あります。

今回の臭気は塗装の中でも最近はやっている水性塗料。

環境意識の高まる中、シンナーを含まず臭気を抑えられる塗料として

広がりつつありますが、それでもやはりニオイはなくならないようです。

 

カルモアのスプレーテストは前回小澤がご紹介した通り、

通常はダクトからファンで臭気をひき、アルミダクト内で

スプレーを噴霧するという方法をとります。

しかし今回は大きなチャンバーボックスに、

直接スプレーノズルをとりつけてテストを行いました。

塗装臭かつ4000m3/minの大風量にもかかわらず、

弊社男性陣はヘルメット、ゴーグル、マスクをしっかり装着した上で

果敢にチャンバーの中へ入っていきました。

 

チャンバー内スプレー

 

作業風景

 

今回は有機溶剤向け消臭剤マイクロゲルにてテストをした結果、

臭気濃度400→63(脱臭効率84%)まで低減させることができました。

最近増えてきている水性塗料にもやはり対応可能です。

 

カルモアのスプレーテストはこれで終わらないところがポイント。

臭気判定士である空気環境コンサルタントたちの集まりですから、

現在の臭気の拡散状況とどこまで低減しなければならないか、

計算、図式化して今後のご提案をします。

今回の臭気では50%まで低減できれば敷地外に

ほとんど影響しないという計算結果になりました。

こうして安価なスプレーシステムでも

十分に苦情解決が可能であると判断できます。

 

このように総合的に判断することで苦情解決への最も近道をご提案します。

自動車塗装の臭気のご相談も、カルモアまでどうぞ。 

 

 

 

 

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問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。

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