某総合病院のお悩み解決!どうしても第一管理区分にできない。
今回もホルムアルデヒド濃度が高くて困っている病院様からご依頼を頂きました。
現場の運用を気をつけているが、
どうしても作業基準の第一管理区分にならなくて困っているとのこと。
また、病院として病院機能評価の取得は絶対だが、
ホルムアルデヒド濃度が引っかかっているため、
今回の対策は至上命令だとご相談を頂きました。
病院機能評価の取得は病院様としては超重要事項です。
そんな病院様をどうにか救ってあげなければと気を引き締めながら対策に入りました。
現場では、
・ホルマリンの分注作業
・ホルマリン固定作業(固定槽)
・ホルマリン臓器の水洗作業
・ホルマリンタッパー・バケツの保管
など、発生源は多岐に渡っていました。
作業内容を一つ一つ確認し、どのような対策にしていくか、
病院様と何度も打合せを重ねました。
そして2017年3月にとうとうハイブリッドシステムの設置となりました。
①既設の流し台を生かした「エアーカーテン流し台&固定槽」
コストダウンのために既設の流し台をそのまま使い、対策を行いました。
固定槽とエアーカーテン排気装置は新品を導入。
上下のエアーカーテンで空気を遮断し、奥側の排気装置で排気します。
見た目はオープンに見えますが、ホルムアルデヒドの漏洩を抑えることができます。
②ホルマリン希釈装置
ボタン1つで指定濃度の希釈液を作成することができる装置です。
また排気装置も組み込まれていますので、
ホルマリン分注作業時もホルムアルデヒドの漏洩を防ぐことができます。
③プル式保管棚
高い吸引能力を持った保管棚です。
ホルマリンタッパーやバケツなどから発生するホルムアルデヒドを漏洩させません。
写真のように発煙管からのけむりが奥側にしっかり吸引されています。
ハイブリッドシステムを導入して、早速、作業者の方から
「以前とは全く違う。以前は目が痛かったが、
目も痛くないし全然においがしない!」
と絶賛して頂きました。
近々ホルムアルデヒドの測定予定のため、
どれくらい落ちているか今から楽しみです。
また、これからも東京、千葉、愛知、愛媛と
ハイブリッドシステムの導入が目白押しですので、全国を飛び回っていきます。
ホルマリン、キシレン、その他においについてのご相談を何時でもお待ちしております。
是非、お気軽にご連絡下さい。
株式会社カルモア 医療産業支援チーム
直通TEL:03-5540-5855
—————————–
株式会社カルモア
東京都中央区新川2-9-5
03-5540-5851
https://www.karumoa.co.jp/
—————————–
空気環境のことで
悩んでいませんか?
カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。