循環式の排気装置とは!?
九州の某総合病院様より、解剖室でのホルムアルデヒド対策についての問い合わせがあり、お伺いしました。
知る人ぞ知る分野ですが、病院の解剖室では、ホルムアルデヒドを使用した作業があります。
今回はその解剖室で発生する高濃度のホルムアルデヒドについてのご相談でした。
こちらの解剖室では、ホルムアルデヒドを入れた容器を開け閉めする作業がありました。
その開け閉めの際に、高濃度のホルムアルデヒドが室内に拡散します。
解剖室で使用するホルマリン容器
この容器にホルムアルデヒドが大量に入っていますので、かなりの濃度で拡散します。。
その濃度は直近で10ppmを超えてきます。
その作業をされている方は、目も痛くなり、のども痛くなっていると容易に想像できます。
この問題を解決するために、弊社では、循環式排気装置をご提案しました。
コの字型排気装置
※上記写真は排気装置のイメージ写真です。循環部分はありません。
ホルムアルデヒドの発生を抑える必要がありますので、排気装置を設計します。
上記写真のようなコの字型の排気装置です。
それだけならさほど難しくはないですが、今回の病院様では、ダクト工事をすることが難しく、
ダクト工事無しで対策することが求められました。
そこで、弊社の持つ「ホルムアルデヒド専用脱臭フィルター ゼオガイアAL」を使い、
吸引したホルムアルデヒドをゼオガイアALに吸着させ、クリーンエアーにして部屋に戻すという循環式排気装置をご提案致しました。
この装置であれば、ダクト工事が必要無く、安価で対策をすることが可能になります!
この提案に病院様も満足して頂けました。
導入はまだ先ですが、早く使って頂き、その効果を実感して頂きたいものです。
ホルムアルデヒド対策やゼオガイアALについてのご相談は下記に頂ければ幸いです。
株式会社カルモア 医療産業支援チーム
03-5540-5855
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