少しの工夫で大きく変わる。局所排気装置の吸引と、酸素クラスターの効果について
九州地方にある某病院にて、
酸素クラスター除菌脱臭装置「Levion」の効果をより高める工夫について
運用方法のご提案に行って参りました。
病院の病理検査室などのホルムアルデヒド・キシレン・その他臭気の対策にも使用され、
大変好評頂いている酸素クラスター除菌脱臭装置「Levion」、
今回は、機器の効果をより高める為にはどうすれば良いのか、というご提案をするために
九州地方を訪問致しました。
始めに、病理検査室など、ホルムアルデヒドを扱う作業を行う事業所や部門においては、
局所排気やプッシュプル機器等の導入が義務づけられており、実際に導入されていますが、
実際には吸引効率があまり高くない状態で運用されている場合が多くあります。
その場合には吸引出来なかったホルムアルデヒド等が高い濃度の状態で室内へ拡散することになります。
次に、酸素クラスター除菌脱臭装置「Levion」の仕組みについてですが、
空気中の酸素分子を、機器本体に内臓されている”放電ブレード”によって、
”酸素クラスターイオン”に変化させ”空気中に放出”し、その部屋全体で直接ホルムアルデヒドなどの数多くの臭気物質を対策するという仕組みです。
一定時間に酸素クラスターイオンを放出できる数は決まっているため、
超高濃度の臭気に対しては脱臭効果が追いつかないという可能性もあるのですが、
その運用方法までしっかりと検討を行うことで、高い効果を発揮させることが出来ます。
簡易的ですが具体的な方法としては下の写真のような対策となります。
写真の対策は、対策のイメージをしてもらうために一時的に作製した簡易的なフードですが、写真のようなフードを設けることで、
局所排気装置の吸引効率を高めることができ、室内への高濃度のホルムアルデヒド等の物質の拡散を防止することが出来ると共に、酸素クラスター除菌脱臭装置の効果も高めることが可能となります。
今回のケースは特殊なケースですが、低コストに抑えるためにこのような応用策をご提案致しました。
もちろん実際には写真のようなフードではなく、しっかりとしたフードをを製作し、導入する予定です。
このように、非常にフレキシブルな対策のご提案を行うことが出来るのが弊社の特徴で、
運用方法を考えたオーダーメイドの機器設計と、
ホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm以下、キシレン管理濃度50ppm以下の保証、
第一管理区分到達のための運用指導を行っており、
数多くの導入事例があります。
対策をお考えの際は、是非一度お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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