【経緯】
お隣の国中国では、塗装のVOC対策として、活性炭と触媒燃焼装置が一般的です。
政府も推奨している対策例ではありますが、活性炭はランニングコスト、触媒燃焼装置はイニシャルコストが高額です。
特に活性炭の場合、適切に交換頻度を管理しないと臭気苦情が発生します。
今回は、消臭剤にて臭気対策するメリットご紹介致します。
今回はとある工場の塗装工程臭気対策として、マイクロゲルを導入に向けて最終段階に入りました。
当工場では、活性炭の交換頻度が適切でない為に約1km先から臭気苦情が発生しており、
VOC除去というよりも苦情解決が急務です。
特に大きな工場の為、風量も大きく、活性炭装置以外の大きな設備投資もあまり実施したくないようです。
そこで、消臭剤マイクロゲルのダクト内スプレーであれば、
燃焼装置や活性炭装置よりもイニシャル、ランニングともに安価で対策が可能となり、
特に大風量であればあるほどコストメリットを出す事ができます。
且つ1km先であればあくまでも排気口にて臭気を劇的に低減する必要はないと判断した為、
消臭剤マイクロゲルを推奨致しました。
これは、弊社独自の拡散シミュレーションの結果を元に、判断致しました。
極力少ない設備投資で目的達成ができるという事で、
お客様の反応はとても良く、来月噴霧設備を導入予定です。
効果の程が非常に楽しみです。
VOC(有機溶剤)の臭気対策を解説:
工場における臭気対策ノウハウの紹介:
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