臭気測定の報告書が重要な理由。
【経緯】
塗装工場の臭気対策コンサルテーションを1月に実施し、先日報告会をしに訪問してきました。
この工場がある地域は、特定悪臭物質による規制から臭気濃度による規制に変更しつつある段階であるため、
新しい規制に適合しているかどうかが主な焦点でした。
来年新たに臭気指数測定データが必要になる箇所を中心に、塗装工場内の各排気ダクトの臭気濃度・臭気指数などのデータを採るべく、1月中旬に調査しました。
排気ダクトの中は暖かかったです。ダクト内のほうが居心地が良いと感じるくらい、工場屋上の寒さが凄まじい日でした。
調査の結果、各排気口は新たな規制基準に適合していることがわかり、拡散計算についても住宅範囲を含めてこの数年でしっかり影響度が低減化されていることが判りました。
一方で、今後の課題や臭気を監視する際のポイントも今回調査で明らかになりました。
これらについては色々な対策の提案をさせていただき、今後改善に向けてお客様と取り組んでいきます。
臭いは感じ方に個人差があるだけでなく、目で簡単に見る事ができません。
この臭気対策コンサルテーションや調査は臭いを可視化する事が重要な目的の一つです。
工場の臭気を報告書として目に見える形にすることで、お客様自身が臭気対策を講じる準備ができ、臭気の現状と将来を周辺住民や行政の方に説明することも可能になります。
調査・現状の把握といった内容に予算を割く事に違和感のあるお客様も中にはいらっしゃいます。
しかし、このコンサルテーション報告書があるのと無いのとでは、その後の対策にかかる費用も時間も大きく変わりますし、いつでも説明可能な状態で報告書を備えておくことで臭気問題が発生したときにはスムーズに周囲に対応することが出来ます。
カルモアは臭気指数の測定のみならず、臭気対策まで提案することが出来ます。
今回は、臭気測定と拡散シミュレーションがメインでしたが、脱臭装置についても参考用として提案する段取りで報告会に臨みました。
報告会には7名ほど同席いただいておりましたが、担当者の方々が普段嗅覚で感じていた事が明文化されていたようで、調査結果や提案内容にも非常に満足いただきました。
寒い中で調査作業に携わった者としても感無量です。
臭気対策への取り組みも順調に進められるよう、今後も頑張っていきたいです。
【株式会社カルモア】-----------------------------------------
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