厨房排気臭の問題は流行?
冬も一気に深まり、日々寒さと布団の恋しさに負けないよう過ごしているカルモア公裕でございます。
今回は僕自身が担当したあるマンションの臭気調査について書きたいと思います。
場所は神奈川県の某再開発地域で、10月末にマンションが完成して11月16日から運用が開始したマンションです。
ここはゴミ置き場にゴミ庫内の臭気対策の為に、酸素クラスター脱臭装置が入っており、僕自身も9月にこのマンションを訪問しておりました。
その時は全く気づくことなく、仕事をしておりましたが、11月17日に一本の電話が僕宛にかかって来ました。最初は納めた機械に不具合が?と考えてしまいましたが、電話の内容は1階のスーパーから排気されている総菜コーナーの厨房排気が上層階のマンション内に流入して苦情が出ていると!!
その為、僕はまず、既設建築の臭気対策コンサルテーションを提案しました。
その調査により、やはり厨房排気は上層階に流入しており、2階は当然、4階ぐらいまで臭気の確認が出来ました。
色々話を聞いてみると、建築当初、脱臭装置の話は出たそうだが、予算の問題、総菜程度だからアクアフィルター程度で大丈夫だろう等の理由で脱臭装置を付けることなく完成してしまったそうです。
その為、これから対策を取らなければいけないがすでに建ってしまった建物の為、様々な制約条件が色々入ります。
しかしカルモアはこういった制約条件をしっかりと現場で見極め、その物件に対応した設計をすることが出来ます。そしてただ装置を入れて落とせばいいのではなく、原臭をどこまで落とせば苦情でないかをしっかりとシミュレーションして設計することが可能です。これこそが臭気対策を続けてきたカルモアにしか出来ない技術とノウハウなのです。そして、この件は弊社の脱臭フィルターをご提案することなりました。それも建築構造をいじらず、見た目も上手く隠して。
こういった相談、いまやカルモアの既設建築物の臭気相談ではもはやNo.1になっています。特に再開発ラッシュの現在、竣工直後にこういった問題は本当に多くなっております。六本木地域・日本橋地域等の大型再開発物件でも同じ問題でカルモアに相談があります。
もし、建築関係の方が、このブログを見たら、ここで一度臭気対策についての重要性をもう一度考えて頂ければ幸いです。そしてカルモアに一本ご連絡貰えればしっかりとした臭気対策のご提案とノウハウをお伝えすることが出来ます。
年の瀬もいよいよ近づき、最近は風邪も流行っております。皆様もお体に気をつけてお過ごし下さい。
空気環境のことで
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カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。