動く臭気発生源
こんにちは、水谷です。
街のクリスマスのイルミネーションがきれいですね。
最近は工場でもツリーや電飾された鹿等をよく見かけます。
みなさんは準備されてますでしょうか。
さて先日、おなじみの臭気対策コンサルテーションを行ってきました。
今回はアスファルトのリサイクルを行っている施設で、
廃材がトラックで届き、リサイクルされたアスファルトの原料
となるものがトラックで運び出されていきます。
「苦情が出ているので、この施設からどこまで
臭気が届いているのか調査してほしい」とのこと。
スケジュールとしては
↓
●2日目:周辺の臭気調査
↓
●その後、データをもとに拡散シミュレーション及びOER算出
↓
●結果を周辺調査と照らし合わせ、図示化して報告書提出
という流れで行いました。
そんなコンサルテーションの中で、今回新しかったのは、なんと動く臭気発生源。
アスファルトの原料を積んだトラックを
見つけて後を追跡したところ、
かなりの高濃度で臭気を発生
しつづけていました。
おそらく5mくらい離れてもにおうはず。
すれ違った人がハンカチで鼻を押さえる
場面もありました。
もし、トラックが見えないところでこのニオイがしたら、
やはり工場に苦情がいってしまうのではないでしょうか。
しっかりと製品にふたをしたり、布をかぶせる等の対策が必要である、
と説明させて頂きました。
また、シミュレーション及び周辺調査
の結果より、煙突からの臭気もかなり
遠くまで届いている様子。
消臭剤マイクロゲルによる臭気の低減についても、
バブリングテストで効果を確認して頂いたうえで、ご提案させて頂きました。
カルモアのコンサルは「工場内外の全て調査し、
苦情の原因がどこなのかをしっかり突きとめ、
その上で処方を出す」、いわば健康診断のようなもの。
むやみに苦情対策をする前に、しっかり現状を把握することが大切です。
是非ご相談下さい。
空気環境のことで
悩んでいませんか?
カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。