オフィスのたばこ臭
いよいよ冬到来ですね。
そろそろ、吐息も白くなってくる頃でしょうか。
白い吐息といえば、冬だろうが夏だろうがたばこの煙。
一年中どこかで生まれているこの煙に含まれるニオイ、つまり煙草臭の対策はカルモアに多く寄せられます。
先日、大手町の巨大ビルで臭気調査を実施してきました。
このビルのオフィスもまた煙草臭でお悩みでした。
喫煙室は近くになく、以前も喫煙室ではなかったお部屋がなぜかたばこ臭い。
さらに、どこからニオイがしているのか分からない。
この煙草臭が原因で、見学に来たテナント候補の方も入リたがらないそうです。
そこで、臭気の発生場所を探してほしいとのお問い合わせがありました。。
早速、当社の臭気判定士2名で調査開始。
確かにお部屋に入るとすぐにたばこの臭気が飛び込んできました。
かなり強く、以前喫煙室だったのではないかと思うほど強烈な臭気。
壁、床、天井裏・・・ニオイセンサーを使って部屋中の臭気強度を順々に確認していくと、ある事に気がつきました。
空間を二分するように、お部屋半分で臭質が違うのです。
そこで、その理由と思われる、部屋の天井に一直線に設置された空調機からの臭気を確認してみると。。。
空調機の吹き出し口から発生している臭気に2種類の臭質がある事がわかりました。
1つは、煙草臭
もう1つは、不織布の新品の臭気
この事から、以前パーテンションか何かでお部屋を二つに区切り、使用していた事が推測されました。
その時に、一方の空間で発生した煙草臭が空調機内に染みついてしまったのではないかと言う仮説がたちました。
後日、ビル管理の方に確認していただいた結果、以前にその部屋を短期間だけ作業員の休憩所として使用し、その際に喫煙をしていた事が分かりました。
法医学では、声を発する事のない遺体を解剖分析する事によって、死者の過去を突き止めていきますが、我々は残臭によって、その空間の以前の使い方を突き止めていくことがあります。
こういった原因調査は臭気判定士のノウハウあってこそ。
多くの現場で積んだ経験がそのまま活かされます。
さて、臭気の発生原因を突き止めたものの、このままではテナントさんが入らない期間の家賃がもったいないです。
早急に対策する事が必要になりました。
煙草臭には、約2000~3000の成分が含まれていると言われております。
たくさんの臭気成分に効果がある方法を選ばなくてはなりません。
そこで、当社でお勧めしているのが、です。
煙草臭に含まれている様々な成分をオゾンの強力な酸化力で分解し、消臭剤でさらに残りの臭気を低減化させます。
今回は、煙草臭がした空調機のダクトと、お部屋に染みついてしまった臭気をを一気にオゾン脱臭する方法をご提案しました。
皆さんも、ビルの内装工事の時にたばこの臭気がある時は是非当社にお問い合わせ下さい。
スケルトン状態で対策を実施するのが一番安く、一番早く対処できるタイミングです。
written by 斎藤
/A team of the Pro Service
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