新型オゾン脱臭機ゲルリッツが3月に発売し、早や3ヶ月経ちました。おかげさまで順調な滑り出しでスタッフ共々に御礼を申し上げます。
さて、このオゾン脱臭機ですが、脱臭にはとてつもないパワーを持っております。室内で使用する脱臭機においては、今ある技術の中でおそらく最強の横綱クラスであろう。タバコのにおい、焼き肉のにおい、カビのにおい、ペットのにおい等々、室内に染み込んだ嫌なにおいを簡単に分解して無臭化にしてしまう。一度使った方なら、この感動わかるはず。
しかし、世の中そんなうまい話もなく、オゾン脱臭機には短所もある。オゾンは体に悪い。オゾン濃度が高いと、におい分子だけではなく、人間にもダメージを与えてしまう。いわゆる人体に有害なのである。実際に高濃度のオゾンの空間に何時間もいると、粘膜に刺激を感じます。
しかし、オゾンは酸素分子が3つくっついた不安定分子なので、必ず酸素に戻る性質があります。ガスボンベの中にオゾンを入れて一晩おいたら、ガスボンベの中のオゾンが全て酸素に戻るのです。つまり、残留性の心配が一切ないということです。
この長所と短所を上手く使いこなして使用しているのが、ホテル業界です。ホテルは不特定多数の方が泊まるので、慢性的なにおいの問題を抱えております。禁煙室でタバコを吸われてしまった、セレブが部屋でガンガン香水をつけて部屋まで香水のにおいでプンプンになった、こっそりペットを持ち込まれ糞をされてしまった、色々なケースがあります。この手のケースの場合2~3日間は部屋は使用出来ません。ホテル業界の方はサービス意識が高いので、そんなくさい部屋をお客様に提供しません。そんな時に登場するのがオゾン脱臭機なのです。お客様がチェックアウトされた後にルームキーパーの方が清掃を行いますが、清掃後に使用するのがオゾン脱臭機。くさい部屋にオゾン脱臭機セットして、オゾンを燻薫。嫌なにおいをオゾンが強力に脱臭します。脱臭時間は20~60分。もちろん無人空間で使いますから人体への影響はありません。その後は窓を開けて換気を行い、数10分放置すればオゾンは自然界のレベルにまで低減します。そして、嫌なにおいもバッチリ取れますので、宿泊停止部屋がなくなりますので回転率が上がり、さらににおいのクレームも減ります。私たちのほとんどの社員が臭気判定士の資格を持っておりますが、実際に出張なのでホテルに宿泊した時にオゾンを使っているかは一目瞭然です。オゾンを使っていると、逆にオゾンを使っていないホテルに泊まると、『泊まるホテル間違えちゃったなぁ…』と後悔します。
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