臭気問題の流れ -時間による解決?編-
あっという間に冬になってしまいましたね。その中、エコと健康管理の為、自転車通勤を始めたキミヒロです。
今回は、ある臭気問題の決着について話します。
昨日、たまたま近くを通りかかり、思い出した問題です。
ここは、昨年の春先に竣工した都内某ビルで、地下レストラン街の厨房排気口とOA取入口が非常に近い場所にありました。
当然、オープンして数日後、早速クレームが入りました。
そこで、客先はカルモアに臭気測定を依頼してきたので、対応したのですが、確かに給排気の位置関係が非常に悪く、『こりゃ当然だなぁ』と思わずポロッと言ってしまいそうな状況でした。
当然カルモアとしては臭気測定の結果報告と対策案でマグセライド脱臭装置を提案。
しかも、客先もカルモアの商品については熟知している為、話は早いものと思われましたが、昨今の不況により、対策における費用が無い事と、建築側で責任問題の追及が解決しない事から、対策の話が進展しなくなりました。
しかし、日々クレームは出続けます。
その為、客先も何度かその場を凌ぐ為、測定をやってデータを取っている、臭気対策を検討している等の言及をしながら、客先のクレームを逃れてきました。
そして時は流れ、もうすぐ2年が経過します。
その期間中、カルモアが測定したのが約10回以上!!。当然、有料で実施をしました。
また、臭気の特性等相談してくれれば良いのに、少しでも給排気の距離を出そうと、排気口にはりぼての壁を作ったりもしてました。
デザイン的な近代ビルもこの張りぼてで意匠台無しです。
かかった費用もぱっと見の試算で百万円はかかるかなと。
しかし、物事は不思議なもので、ある時から苦情がピタッと止まりました。
理由は色々あると思いますが、客先としては取りあえず安心し、動きを止めてしまいました。
その為、僕の出番も無くなったのですが、今思えば、10回以上の測定、安易な対策にかかる費用を考えれば、カルモアのしっかりとした脱臭装置が入れられたのではと、ふと思いました。
しかし、いずれ苦情は再発します。
その時にはまた測定を続けるのか、重い腰を上げて対策を取るかは知りませんが、大きな問題にならない事を祈りたいと思います。
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