中部地区のとある養豚場。
そこの周辺が宅地開発され、住宅がどんどんと建っていく。
新築の住宅を建てた住民が、引っ越し後に最初に気づくのは朝ベランダより漂ってくる臭気。
養豚場
それはアンモニアを筆頭として、低級脂肪酸、メルカプタン、硫黄化合物、アルデヒドといった悪臭物質が総出演する施設である。
おまけに排気風量が大きく、脱臭装置は莫大なコストがかかってしまう。
そして、そのコストを支える経営規模がないということ。
養豚場の多くは一家による自由業なのだ。
数千万円という脱臭コストは死活問題である。
つまり打つ手がない。
似たような苦い記憶が脳裏によみがえった。
10年ほど前に東北の養豚場の臭気対策をコンサルした際、その問題を僕はクリアすることができなかった。
血相を変える住民、頭を抱える事業者、そして板挟みの行政担当者。
力不足という現実に我が社の技術力の限界を見た。
その時、多くを捨てて、その解決を可能にする技術をずっと探し続け、開発し続けてきた。
その技術こそが
産業用消臭剤マイクロゲルなのである。
年間苦情1000件を超える堆肥化工場の悪臭苦情を解消させたマイクロゲル。
その技術力はまだまだ進化するが、いよいよ挑戦すべき時が来たのかもしれない。
思えば、ずっと養豚場の臭気対策をやるチャンスを待っていた。
結果は後日報告。
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