(作成日 2022.01.07 / 更新日 2022.02.02)
みなさん、お久しぶりです。
荒川です。
さて、本日は、大型倉庫の臭気のお話です。
倉庫の脱臭作業について、ニオイ対策30年による弊社の対策をご紹介いたします!
倉庫の保管物のにおいについて
保管物には、様々な「におい」を放つ物があります。
タイヤの様なゴム臭を放つ物、魚の様な生臭いにおいを放つ物。
不快な臭気だけではなく、石鹸や洗剤、香辛料等のにおいもあります。
これらの「におい」が、長期にわたり、倉庫内部のコンクリート等に染み込んでいきます。
そして、新たな入庫物に染みこんだにおいが移ってしまうのです。
特に、ダンボール。素材の特性により、「におい」がとても染み込みやすいのです。
コンクリート等に染み込んだ「におい」が、ダンボールに染み込み、
入庫していた商品から「におい」が発生するというクレームが荷主から入る可能性があります。
タイヤ倉庫の脱臭作業の事例
タイヤを入庫していた大型倉庫。タイヤの臭気が庫内に残ってしまい、次の保管予定の電機製品が入庫できない状態に。
においが残った状態で、換気でにおいの対策を行おうとしても、数ヶ月~1年以上かかってしまうことがあります。
そこで効果的なのが酸化性のガス。密閉した倉庫内にガスを充満させ、その酸化力を利用して、付着・染み込んでいる「におい」を完全に分解・除去します。
酸化性のガスは、コンクリート等の建材の隙間にも入り込み、多孔質部分に染み込んでいる臭気物質をも、分解・除去します。
さらに、酸化性のガスで分解しにくい「におい」には、過去のノウハウより開発した数十種類の薬液を「におい」の質に応じてカスタマイズ。
専用薬剤を「におい」の感じられる所に、満遍なく噴霧し、徹底的に低減化を図ります。
結果、10,000立米の倉庫は、10日間の脱臭作業で無臭となりました。
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まとめ ~ 脱臭作業後の「におい」の評価 ~
脱臭作業後、臭気判定士による臭気調査を実施し、嗅覚及び、においセンサーを用いて、倉庫内のにおいを判定します。
新たな保管物ににおい移りが考えられるレベルであれば、再度脱臭作業を行います。
経験豊富な臭気判定士だからこそ嗅ぎ分けられる微量な臭気も逃しません。
目に見えない「におい」を嗅覚とセンサーで数値化。
これで、荷主さんも安心です。
サービス紹介
火災後の焼き焦げ臭・大型倉庫の保管荷物臭・ホテル客室トラブル臭・賃貸物件の住居者特異臭など…悪臭源が明確なものから不明なニオイの脱臭まで。経験豊富な臭気判定士が施工・完了(減臭)確認いたします。
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