スクラバー脱臭装置があるのに、臭気苦情が発生
先日、三重県のとある電子部品を作っている工場へ
コンサルテーションへ行ってきました。
臭質としてはアミン、脂肪酸、酢酸、有機溶剤、メルカプタン等々。
しっかりスクラバーで対策しているのに苦情がでているので、
どの工程からの臭気が問題なのかはっきりしてほしい!との依頼でした。
実際に見てみるとかなりの数の排気口!しかも大風量!
しかし、いつものコンサルテーションのように
各排気口の臭気濃度を算出したところ、
それほど高くなく、どれもほどほどに悪い様子。。。
通常はコンサルテーションをすると明らかな
臭気苦情の犯人となる排気口があるのですが、
今回はほぼ横並びであまりはっきりしませんでした。
ですが、そのことを知るということがまず臭気苦情解決への第一歩です。
同じような臭いを出す排気口が多いため、
最終的には合計されて苦情レベルで
周辺に拡散しているというような結果でした。
そのため風下の住宅地であきらかに工場からの排気だと
判断できる臭気を確認できました。
現在会社に戻って報告書作成中なのですが、
拡散シミュレーション等を行い、どのような提案ができるか検討中です。
カルモアの数ある脱臭装置と豊富な経験から、
最適な脱臭方法で苦情解決まで持って行くのが
カルモアコンサルテーションです。
同じような悩みをお抱えの方は是非一度お問い合わせ下さい。
工場における臭気対策ノウハウの紹介:
ご参考ページ:
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問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。