こんばんわ。
荒川です。
テナントが何十と入っているオフィスビル。
常にどこかのフロアでテナント入れ代わりのための改修工事が行われています。
このテナント入れ代わり時の改修工事で問題となるのが、タバコの臭気。
今まで喫煙室であった場所を次のテナントでは執務エリアにしなければいけない
というパターンです。
喫煙室には、大量のタバコの臭気が染み込んでいます。
タイルカーペットを交換しても、壁紙を貼り替えても、躯体に染み込んでいる
タバコの臭気は消えません。
建材や躯体に染みこんだタバコの臭気は、空間に漂う臭気の数百~数千倍と
いわれているため、換気などで臭気が無くなったように感じられても、
また締め切ると元通りになってしまいます。
また、見落としがちな天井裏。タバコの煙は、上へ上へと上がっていくため、
天井裏には多くの臭気が染み込んでいます。これを放っておくと、ボードで密閉
された天井裏で徐々にタバコの臭気の濃度が高くなり、ボードやダウンライト等の
ちょっとした隙間から、室内へ侵入、臭気として感じられるようになってしまい
ます。
タバコの臭気が躯体に染み込んだままオフィスとして運用を始めると、
テナント様からクレームが発生する場合があります。
ですので、タバコ臭の脱臭を行わなければいけません。
カルモアでは、臭気判定士による臭気調査によって、脱臭方法と工期を算出
いたします。
においの強さ、質によって様々な脱臭方法を使い分けるのです。
タバコの臭気に最も多く使用するのはオゾンガス。染み込んだ臭気を元から強
力脱臭することができます。
オゾンガスを密閉した空間に充満させ、多孔質部分に染み込んでいる
タバコの臭気成分と反応、完全に分解・除去します。
今回は、150?程の空間を2日間で完全脱臭。
たった2日間で、簡単に脱臭が出来るとお思いになるかもしれませんが、
おそらく、経験のない人がオゾン脱臭行うと、この規模で1週間はかかることで
しょう。
我々は、ただただオゾンで燻蒸しているのではありません。
臭気判定士の臭気調査を行いながら、タバコの臭気が強い場所へオゾンを。
こうすることで、部屋全体をムラ無く、且つ最短で脱臭することができます。
さらに、燻蒸、換気のタイミングも長年の知識がものを言います。
我々が一度対策を行えば、臭気の元から根こそぎ脱臭・分解していますので、タバコ
臭気が再発することはありません。
改修工事によって問題となる臭気には、シックハウスの原因となる臭気も多く
あげられます。
建材そのものの臭気であったり、接着剤の臭気であったり。
臭気判定士の臭気調査によって、脱臭対策案を講じ、これらの臭気も
最短且つ確実に分解・脱臭することができます。
今日、様々な臭気を嫌う人が大変増えてきているようです。
一人一人のにおいに対する意識が高まってきているのが感じられます。
空気環境のことで
悩んでいませんか?
カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。