室内向けの脱臭はオゾンが一番だと思う。
僕は工場の臭気対策(いわゆる近隣環境を守るための対策)を主にやっておりますが、工場の作業所や更衣室の臭気対策の相談も良く受けます。
その際の脱臭技術というのは基本的に変わりません。
塩基性の臭気は中和したり、還元性の臭気を酸化したり、親油性の臭気を吸着したりという基本的概念は何ら変わりません。
脱臭とは化学であり、化学に奇跡はないからです。
で、どういった技術を使うといいかというと、やはりオゾンが一番です。
オゾンの強い酸化力は非常に見応えがありますが、産業工場ではあまり見かけません。それはオゾンは分解する際に臭気と酸化反応を起こして臭気を分解するのですが、排気ダクトの中にオゾンを入れても、すぐに反応しないからです。
ほとんどのオゾンはそのままダクトから飛び出ていきますので、あまり効果がありません。袋に採取して嗅覚測定を行えば、一緒にオゾンも入りますので脱臭効果はあるように見えてくる。だけど、住民苦情は無くならないのです。
が、室内になると、オゾンと臭気を長時間一緒に存在させる事が可能です。
この場合のオゾンの反応性の強さは、本当に他の技術を凌駕するものです。
もちろんオゾンは有害ですし、不快な臭気も持っていますので、換気の有無や濃度の管理、回収機能など非常にその他の機能も大事です。
カルモアはかつて長崎の客船火災事故の消臭対策を請け負ったように、室内の脱臭対策には一日の長があります。
ホテル・旅館・カラオケボックスのオゾン脱臭器・脱臭機はゲルリッツをご検討ください。
これが本当の脱臭機だと思うでしょう。
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