工場の屋上はとっても気持ちが良い。

この狭っ苦しい日本でも、こんなに広い空があったのかと思わず思ってしまう。

写真だけ見ればとっても美しい。

しかし、ここにも臭気が漂うのである。

 

 

ここは塗装工場。

TOTALで30,000CMHもの排気量を誇る大規模な塗装工場である。

 

 

ここも住民苦情を起こして久しい。

最近になってようやく対策に着手し始めたのだが、排気口の数だけでも70ヶ所近くある中で、どこから手を付けて良いのやら・・ということで、我々の臭気対策コンサルテーションを依頼することになった。

 

我々の臭気対策コンサルテーションは非常に特別なものである。

お客様と打ち合わせを重ね、最適な形のコンサルを行う。

最適な形とは、ずばりお客様の目的を明確にし、そこをゴールにするということ。

工場の臭気苦情という問題は行政、住民を巻き込んで非常に各ポジションの利害が対立しやすい。その中で第三者という立場から意義ある提案を行っていくことは極めて重要である。

提案は何より現実的でなければならない。

経営規模、何億の会社に何十億円もする臭気対策提案をしたところで、それは何の意味もならない。

極力までコストを下げて、なおかつ行政や住民の要望に限りなく応えることができる対策を練りに練る。

これがカルモアの臭気対策コンサルテーションである。

 

測定するだけや拡散シミュレーションを行うだけのコンサルなら、どんな会社でもできるかもしれない。（それでも難しいけど）

 

そして、臭気対策の基本は何より現場である。

現場の中に答えがあり、現場の中に新規技術が埋もれているのである。

 

住民苦情の本質は何か。

そこに立ち返ったとき、我々は工場の周辺を周回し、実際の状況をとことん把握する。

 

 

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その一部は持ち帰り、分析を行う。

この大規模工場は始まったばかり。

今後、数年掛けてやっていくだろう。

コンサルテーションの金額は3千万円を超えるかもしれない。

それでも数億の設備費を数千万円まで削減できる自信がある。

どっちが得か。

 

 

日本の空をきれいにしたいという想い。

その想いを持ってカルモアの社員は集まっている。

臭気判定士の在籍17名、グループ全体で35名。

48000件の実績を信頼してください。