一昨年の10月に書いた養豚場の続きの話。
養豚場があり、近くに住宅地ができて、住民苦情が起こる。
食糧自給率を上げなくてはいけないこの日本において、最大の障壁は
やはり悪臭問題なのである。
その住民苦情が熾烈を極めていて、昔からこの地で養豚場を経営していた家族も困っていた現場。
行政の応援や助成金などの活用もあって、まず第一弾として、糞尿処理プラントの堆肥化過程で出る臭気に対する脱臭対策費用が予算化された。
導入された装置がこれ。
右のドラム缶が消臭剤マイクロゲルである。
導入製品・サービスについて
圧倒的な消臭能力とコストパフォーマンス。
業界を問わず、世界の様々な工場で使用されている産業用マイクロゲル。
日本のみならず世界11か国での使用実績を誇ります。
2008年もおかげさまで65000t以上を使用していただいたマイクロゲル。
推計で70,000t近いと思われるのだが、まだ集計が出ていない。
昨年、使用量がぐっと増えた業界が養豚と養鶏業界だった。
養鶏場で1件、養豚場で1件と、消臭剤マイクロゲルによる悪臭苦情解消の成功例が出た途端に火が付いたように導入が決まっていく。
低コストでしっかり効くものを、と言う要望が一番強いこの業界。
試運転でも確実な効果が出ており、お客様も行政の方も満足していた。
空き地に転がっていた大きなタンクを消臭剤と臭気の反応チャンバーに改造。
お金を掛けないでできるなら、必要以上に掛けない。
養豚場農家のために、できる限りの予算で最大の効果を出す。
それがカルモアの臭気対策です。
最後に住民の家の方へ。
漂う臭気は幾分か減った感じ。
今期予算で第二弾の豚舎の方の対策が始まれば、きっと苦情もなくなるでしょう。
工場における臭気対策ノウハウの紹介:
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