社員食堂・給食の排気対策
新年明けましておめでとうございます。
年末年始休みに、実家がある新潟に帰省して英気を養ってきたエノです。
本年も変わらぬ御愛顧を賜りますようお願い致します。
世の中、不況だ大恐慌だと騒がれておりますが、そんなご時世とは裏腹に、飲食店向け脱臭装置に関しては、安定したお引き合いを頂いております。
実際、導入に至るかどうかは別にして、臭気対策の必要性が認められていることが伺い知れます。
その中で、意外に多いのが社員食堂や学校などの給食調理室からの厨房排気対策です。
そんな訳で、今回は既設の中学校の給食調理室排気対策の事例をご紹介します。
場所は東京都内のとある住宅街にある中学校。
この中学校では、調理室の排気を3階屋上レベルで排気しておりました。
中学校の真向かいには民家が数軒建ち並んでおり、排気口から民家までの水平距離はざっと10m、垂直距離で9m程度と近接。
調理内容や風向きによっては、民家まで調理臭が到達してしまい、臭気苦情が発生。
以前、同じ区にある別の中学校の調理臭をマグセライドの前身である、セラブロックで対策し抜群の効果を発揮していたことから、今回もカルモアに対策依頼が来ました。
現場調査を行い、排出されている臭気濃度の測定・脱臭装置の納まり検討を実施。
現場調査の結果から、脱臭装置は下記の仕様でいくことが決定。
◇風量:24,200CMH
◇マグセライド横型4段(実装3段)ユニット
◇脱臭性能:原臭臭気濃度1000を脱臭装置出口で160以下(脱臭効率:84%)
↑脱臭装置設置前 ↑脱臭装置設置後
◇設置後 臭気測定結果◇
原臭790を出口で100 脱臭効率:87.3%
と設計条件をばっちりクリア。
設置後、近隣の方からの臭気苦情は全くないそうです。
めでたしめでたし。
空気環境のことで
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カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。