においの上手な採取方法
脱臭装置の評価や周辺への影響度合いの把握、排気口での規制基準値遵守などの目的で
臭気採取をする事があるかと思います。
いざ臭気ガスを採取し、測定に出すとニオイが薄く、評価基準として不十分という結果はよくあるかと思います。
そんな状況に私達コンサルタントが日々実践している方法を紹介します。
臭気ガスを測定する際、準備するものは
採取用ポンプ、チューブ、サンプリングバッグですね。
排気ダクトの測定口にチューブを挿入し、ポンプでガスを引っ張って
サンプリングバッグに採取します。
もちろん臭気ガスは目に見えないものなので、
この時点ではニオイの強弱がわからず、本当にピーク(最高値)を拾えているのかを
判断する事は非常に困難です。
実際にサンプリングバッグの臭気を嗅いで見る事が最も簡易的な方法ですが、
臭気の強さはよほど大きな強弱で無い限り人間の鼻ではわかりづらいです。
そこで、臭気ガスを採取中にニオイの強さを目で見ることが出来れば
ピーク値が拾い易いですよね?
私達コンサルタントは臭気が見える特殊な目を持っている訳ではなく、
また、特別鋭敏な嗅覚を有している訳ではないのですが、
弊社の製品を上手く活用する事でこの問題を解決しています。
それは、ニオイセンサーを使う事です。
導入製品・サービスについて
ニオイセンサーPOLFAは空間に漂う臭気のボリュームをとらえ、カルモア独自の基準値で数値化するにおいの臭気測定器です。臭気の強弱の相対比較が可能で、臭気の変動調査や品質管理、消臭剤や脱臭装置の消臭性能の評価等に幅広く利用されています。
ニオイを数値化する為には通常は三点比較式臭袋法という
定量的な測定方法がありますが、これには結果が出るまでに時間が掛かります。
また、1検体当たりの測定費用も発生します。
ニオイセンサーであれば設置してしまえば常時ニオイの強さを監視する事ができますので、
サンプリング中でも数値で強弱を確認する事が可能です。
単体ガス成分を測定するセンサーとは違い、
ニオイという複合ガスをすぐに数値化できるという点が最大のメリットです。
弊社ではこの度、ニオイセンサーをリニューアルしました。
従来品と比較し価格、使い勝手などなど全ての面において改善されています。
分析会社様、その他ニオイの測定を実施する事業所様など
もし、ご興味ございましたら一度御連絡頂けると幸いです。
よろしくお願い致します!!
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カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。