みなさま、今年の夏休みはどこへ行きましたか?
夏といえば海、海といえばスイカ割り、スイカといえば赤、
赤といえば新発売のにおいセンサー『POLFA』です!!
ということで、今回は新発売のにおいセンサーPOLFAの機能説明をいたします。
POLFAの電源を入れ、2分間アイドリングが終わると
すぐに測定画面になります。
そのままニオイを測定することも可能ですが、センサーの反応が安定するまでにおよそ5~10分程度かかりますのでセンサー値が落ち着くまで待ってから測定することをお勧めします。
このセンサー運転中に、真ん中のメニューボタン(menu/enter)を押すと
様々な機能を使用することが出来ます。
ここでは代表的な便利機能をご紹介したいと思います。
① 『グラフ表示機能』
POLFAは計測したセンサー値を画面にプロットしていきます。
においの強さを継時的に確かめながら計測することができます。
例えば、においのピークを確認したり、複数ある測定対象の中で最もにおいが強いものを選び出したりする際に活躍します。
② 『データコレクト機能』
POLFAに付属されているマイクロSDカードを差し込むことで、センサー値を長時間連続記録する事が可能です。
データはCSVファイル形式なので、パソコンからエクセル形式でセンサー値を確認することができます。
例えば、1日中連続測定をして臭気変動グラフを作成するといった作業も簡単にできます。
連続してデータコレクト可能な時間はとっても長時間です。
容量がいっぱいになるまでに、きっと十分な測定が出来ることでしょう。
③ 『スケール機能』
センサー値を1~5倍に変換して表示する機能です。非常に弱い臭気源を測定したり、2種類の臭気のわずかな強さの違いを確認する際に役立ちます。
スケール機能を使用時には、画面上にSマークが表示されます。
④ 『ピークホールド機能』
画面上に、臭気ピーク時のセンサー最大値を常時表示させる機能です。
広い空間での臭気発生源を探索する際に、最も高いセンサー値を
画面上で確認しながら調査を行うことができます。
ちなみにセンサー運転中にメニューボタンを長押しすることで、
瞬時にピークホールド機能を開始/終了することが可能です。
とっさの臭気変動にもすぐ対応できるので、地味ですがとても
重宝されている機能です。
⑤ 『簡易温湿度計機能』
においセンサーは温度・湿度の影響を受けてセンサー値が
変動する場合があります。
特に室内の僅かな臭気を測定する場合には、この影響を無視できないケースがありますので、
POLFAには温湿度表示機能(参考値)を搭載しました。
法規上、計量器としての機能ではないため参考値となっておりますが、本体周辺の温湿度がいつでも確認できるのは便利ですね。
いかがでしたでしょうか。
これらの機能はカルモアがPOLFAを開発する過程で『あったらいいな』と考えた内容をつけています。
もちろん、弊社が25年間においセンサーを使い続けてきた中で
吟味した性能・機能を持たせて作り込んだ製品ですので、
きっと皆さまの役に立つにおいセンサーだと思います。
POLFAは販売・レンタルの両方を承っておりますので
興味のあるかたは是非カルモアまでご相談ください!
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