ニオイセンサーネオシグマで特定の臭気の強さを測定し、
臭気濃度の検量線を作成しました。
使用したのはKALMOR製の臭気測定器ニオイセンサーネオシグマ。
従来の臭気測定器はディスプレイとセンサ素子が一体となっており
取り回しがしにくい面もありましたが、ニオイセンサーネオシグマは
ディスプレイとセンサーヘッドが別となっており使いやすいです。
使われているセンサー素子はカルモアオリジナルの素子ですが、
金属酸化物半導体センサという一般的なセンサーに多い原理のものを
使用しています。
この原理のセンサーは、還元性の物質には反応しますが酸化性の物質には
反応しにくいです。他にもシリコンを含む臭気やアルコールを含む臭気の
測定の際には注意が必要です。
今回の測定対象は、某産業工場の製造時の臭気で主な臭気の成分は
硫黄系化合物とアルデヒドです。
ニオイセンサーネオシグマを用いての強弱の測定、およびセンサ値から
臭気濃度換算値と相関が得られるか検証を行いました。
手順は、対象臭気検体の臭気濃度を三転比較式におい袋法を用いて測定し、
原臭の強さを決定したのち、原臭をネオシグマにて測定。
原臭を10倍ごとに薄めていき、合わせてニオイセンサーでの測定も行います。
結果は次の通りです。
ネオシグマの検量線は一次式で入力のため近似式も一次式となります。
計算の結果、相関係数は0.9382ですのである程度の相関があることがわかります。
もともとニオイセンサーは低濃度域の測定でバラツキが出やすく、
臭気濃度換算値を求める際には考慮が必要です。
今回の測定検体について検量線を使い臭気濃度換算値を求めることが
可能と判断し、今後の検討も進めていきます。
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