ニオイセンサー e-nose mobile (イーノーズ モバイル)
1.重質系センサー、軽質系センサーの2センサー搭載。
ニオイ=複合臭。人間の嗅覚で感知できるニオイの分子量は17~300、種類にすると40万種あると言われています。その幅広にニオイに対応するためには1つのセンサーではカバーしきれません。
そこで、分子量の重さによって感度の違う2つのセンサーを搭載しました。
この2センサーの合成値によりニオイの強さを表現します。
2.2センサー搭載により可能になった『ニオイの質』の表現。
分子量の重いニオイに感度がいい重質系センサーを横軸に、分子量の軽いニオイに感度がいい軽質系センサーを縦軸にとり、それらのベクトルによりニオイを表現します。
ベクトルの大きさをニオイの強さ(強度)、ベクトルの角度をニオイの質(香質)。
多くのニオイ測定機に起こりがちだった『明らかにニオイがないのにセンサーの数値が前とかわらない!』という悩みも、『センサー値が代わらないのはニオイの質が違うからなのか』と納得できます。
3.AC電源、もしくは充電電池により稼働。
連続測定にも耐えられるようACアダプタによる電源確保も可能、また電源のないところでも使えるよう充電池内蔵。4時間の充電で2時間まで使用可能です。
4.0点校正機能により、信頼性のある測定が可能。
臭いを測れば、もちろんセンサーに臭いが付着します。それを付属の活性炭ユニットを用いて洗浄。そして洗浄後のセンサーの感度を0点とする0点校正機能を搭載。
センサーの洗浄を行っても、どうしても若干の付着物は残ります。
しかし、センサーに臭いが付着したまま測定すれば、測定値があがってしまうわけです。
しかし0点校正することで臭いが付着した状態を基準とするので、測定値のブレが少なくなります。
5.7200データまで保存可能。またパソコンでのデータ管理も簡単。
e-nose本体には7200データまで保存することが可能です。
本体への記録間隔も1秒間隔から1分間隔まで選ぶことができるので、最短で7200秒、最長で7200分(5日間)の連続測定が可能です。
もちろん、連続測定だけでなく、単発での測定も可能。
簡単に臭いを測定したい人も、臭いの時間変化を測定したい人も、どちらにも対応可能。
また、本体に保存したデータはパソコンへのダウンロードもできるので、データ管理、グラフ化なども簡単です。
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