とある県の香水工場の環境対策に。
工場の周辺一帯に香水臭が充満している。
山手線に香水掛けすぎのおばちゃんが乗って来た、あの強烈な状態が、半径数百mに渡って存在していると思ってくれればいい。
山手線なら隣の車両に移ればいいが、ここはそうはいかない。
だけど、行政が腰を上げない。
苦情件数の集計にも上がらないから、県庁も環境省にも情報が伝わらない。
企業が政治家を使って抑え込むからである。
臭気対策は思った以上にお金がかかるものである。
おそらく政治家に渡す方が安いことは確かだろう。
住民との対話の間に挟まれて、今の僕には為す術がない。
お茶を濁すだけの臭気対策に、疲れ切ってくる。
せめて、少しでも対費用効果が出るようにしてあげるしか僕にはできないから。
排水口には油が浮いたまま流れ、そのまま工場から出て行く。
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