新築でも汚水のにおいは発生します。
【経緯】竣工後より、学校のある一室で、汚水臭が不定期に発生。
すでに2年経過しているが、原因が見つからない為、カルモアへ調査依頼が入る。
首都圏にある学校を新しく建築しましたが、竣工後より、日に3回ほど、汚水のにおいが突如発生。
しかし10分程度で収まり、建築関係者が到着する頃にはにおいが無くなっている状態で、原因究明が出来ない状態でした。
においが発生している箇所は1箇所ですが、その周辺を色々調べても原因が見つからない状態で、カルモアへ調査の依頼がありました。
カルモアでは、このように不定期に発生する汚水や排水系の臭気には、「侵入経路調査」という調査方法にて解決が可能です。
通常、このような臭気問題は天井裏にある上層階の配管に原因がある事が多いのですが、
今回の場合は、何故か、床下のOAフロアから発生するという現象でした。
その為、床下に高感度センサーを仕掛け、トレースガスを汚水の配管部に流し込み状況を確認すると・・・
※写真と実際の現場は異なります。
やはり、強い反応が確認されました。
詳細は技術的ノウハウになるので、記載出来ませんが、ここからは反応の強い方と実際の汚水のにおいをひたすら追っかけていく地道な作業となります。
それから数時間後、見事に配管からの漏洩箇所を特定しました。
建築関係者も来ており、カルモアが調査に入る前から、色々調べていたそうですが、
まさかの結果には、驚きと見つかった安堵感でいっぱいでした。
※写真と実際の現場は異なります。
このような臭気問題、一見建築関係者からすると、簡単に見つかるだろうと思い、自分達で調査する事が殆どです。
しかし、においは目に見えない事、においには色々な特性があり、簡単には見つからない事が殆どです。
我々は、においという観点から建築に当て込む為、情報、図面、現場確認等を行い、調査の方法を確立し、解決させる事が出来ます。
また、汚水や排水のにおいが、本来してはいけない場所でしていたら、クレームにもなりやすいです。
その為、早い解決を求められる事も多く、今回も冗談交じりで、「原因を見つけるまでカルモアを帰さない」と言われておりました。
無事に見つける事が出来て何よりです。
カルモアは臭気判定士だけでなく、図面の読解力、建築構造にも長けています。
だからこそ、誰も分からない臭気問題を解決させる事が出来ます。
少しでもこのようなにおいに困っているようであれば、是非、お問い合わせください。
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