新宿歌舞伎町にあるテナントビルB1階とB2階で不定期にトイレのニオイがするので

調査してほしいとの依頼を頂きました。

不定期にトイレのニオイが発生する原因として、配水管からニオイが逆流して

室内でにおう事が多いため浸入経路調査を提案・実施することになりました。

調査日も現場では汚水のニオイが立ちこめていましたが、

図面を確認すると汚水臭の原因となる汚水槽はニオイがしている箇所とは正反対にあり、

配管も伸びてきてはいません。

それではニオイはどこから、とさらに図面を確認していると、B2階の1室にあるトイレが雑排水層に繋がっていました。

雑排水層はニオイが発生している場所の真下にあるためまずはそこにトレースガスを流す

事に決めました。

すると、室内に汚水とトレースガスが混じったニオイがしてきたため手持ちのセンサーで各所をあたっていると、空調機から反応が。

詳細に調べてみると空調機の内部で発生した結露水を排水するドレン排水から臭気が

逆流していることがわかりました。

B1階も同様に空調機を調べてみると同じ反応が見られたため、

B1階、B2階ともに空調機からにおいが逆流していることがわかりました。

この様に臭気調査を行う際は、図面を読む能力も必要となって参ります。

においでお困りの際は是非図面も読める臭気判定士がいる弊社までご連絡くださいませ。

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