【経緯】
高齢者向けで、昨年初めに竣工したマンション。
最上階の住宅トイレ周辺において、不定期に下水臭が発生していた為、
そのマンションを管理している管理会社より問合せを頂きました。
新しいマンションを購入して住み始めたら、
毎日、トイレや周辺で不定期に下水、汚水の「におい」がしていたら・・・
それは嫌ですよね。
そのような場合、「侵入経路調査」という調査方法で、原因究明が可能です。
この侵入経路調査は、不定期にどこからか下水臭がする、
水周り設備が近くに無いのに、排水系の臭気がする、
煙草のにおいや飲食のにおいが何処からか流入してくると云った時に行う調査方法です。
実際の調査では、トレースガスという揮発性が高く、残留性の無い特殊な液体と、そのガスに高感度に反応するセンサーを用いて行います。
それにより、臭気の漏洩している箇所を特定し、原因を突き止めます。
しかし、この調査、なかなか簡単な事ではありません。
当然のことながら、臭気のプロである「臭気判定士」という国家資格を保有した人間が必要です。
なぜなら、下水のにおいが、本当に下水臭であるのかと、嗅ぎ分ける必要があります。
時に違う事もしばしばあるので、嗅ぎ分け能力は重要です。
さらに、建物内で調査を行う以上、建築の構造や設備の知識が非常に重要となります。
そして、何より経験が必要で、このような調査をしっかりと行えるのは、
カルモア内でも一部の人間しか出来ません。
今回の現場も的確に原因を突き止めた事で、お客様は安心して住む事が出来ました。
ご参考ページ:
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