【経緯】
渋谷区のあるマンションの一室でひどい汚水臭がするということで、
マンションの管理会社からお問い合わせをいただきました。
汚水臭はいつもにおっているわけではなく、ときどきものすごくにおう。
しかし、管理会社を呼び出して係の人が部屋に着く頃にはにおいは和らぎ、
管理者側がしっかり確認できないままでいる、とのこと。
汚水臭は配管が原因となることが大半なので、
侵入経路調査(配管のどこからにおいが漏れて室内に侵入してくるかを調べる調査)を提案し、
実施することになりました。
ところで、汚水臭の調査に至るまでに多くの人が悩まれることを紹介します。
今回のように、「ランダムに爆発的に汚水臭がする」というのは、配管由来の臭気でよくある話です。
しかし、調査の実施に踏ん切りがつかない、というお客様が多くいらっしゃいます。
その理由として、においがすぐに消えてしまってなかなか他の人が確認できないということが挙げられます。
例えば、以下のように住人と管理側で認識の差が生まれるケースもしばしば。
住人「においが強い時はその場にいられないくらい臭いので、とにかく早く対策してほしい。」
管理側「においが出た時に家に行っても、弱いにおいしかしない(もしくは全くにおいがしない)ので、これは許容範囲内ではないのか?住人が敏感なだけでは?」
オフィスで汚水臭が発生した時は複数名がにおいを確認できますが、
一般住宅となると、ずっと家にいる人は一人しかいないため(多くの場合その家の奥様など)、
においの確認が難しくなります。においは目視できないので、異臭を訴えている人の言っていることが本当なのか?というところからの話になってしまいます。
※このような時は、臭気判定士にご相談下さい。
今回の現場は、管理者側はにおいがちゃんと確認できたわけではないが、調査をしてみる、といったパターンでした。
調査対象の家は、おしゃれな渋谷のマンションの一室。
早速配管の中にトレースガスを流して、室内でセンサーの反応がないか調べました。
すると、壁付けの本棚の中から大きな反応あり。
本棚の後ろには汚水配管が通っており、そこからにおいが漏れていました。
センサーが振り切れるくらいのレベルだったので、においが出る時はダダ漏れ状態だったと考えられます。
ヒアリングによると、朝方や夕方に強いにおいが出るということだったので、周辺の建物が水を使うタイミングで配管の中に大量の水が流れ、配管に圧力がかかった時ににおいが漏れていたと思われます。
ここでは、配管の修理箇所を指定して現場終了。
後日、報告書にまとめてご提出しました。
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