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臭気判定士の激闘

創業30年、実績90,000件以上。カルモア臭気判定士によるニオイの現場レポート。

ダイオキシン類の測定

こんにちは。荒川です。
やっと春一番も吹き、日に日に暖かくなるのを肌で感じております。
まだ、朝起きる頃は暗いですが、それでも春に向けてテンションが上がって参りました。

さて、今回は皆さんも一度は聞いたことがあると思うダイオキシンについて。
1990年代後半にゴミ焼却場から出るダイオキシンが問題となりました。
その後の対策で焼却場から排出されるダイオキシン量は10分の1程度まで減りました。
代わって近年問題視されてきているのが、火災現場におけるダイオキシンの生成です。
火災現場は不燃性のプラスチックやビニールなどが低温でくすぶるように燃えるため、
ダイオキシンが生成されやすく、煙やススの中にはなんと通常の大気中の数百万倍もの
ダイオキシンが含まれていることが問題となっております。

ダイオキシンは容易に分解されないため、後に必ず環境問題となって浮上してきます。
ダイオキシンの環境ホルモンとしての作用は、信じられないほど微量で働きますので、
人体に対して、大きな問題を与える可能性があります。
ですから、火災現場では近隣への環境汚染、現場作業員への影響を考慮し、
ダイオキシンの量を把握しながら対策工事を進めることが極めて重要なのです。
また、復旧工事終了後、ダイオキシン類の分析を行い、無くなったことを証明する必要が
あります。
というのは、ダイオキシン類を暴露し続けた数年後に、人体に対し発ガン性、催奇形性、
生殖機能への影響が出るからです。
復旧工事が終わって数年後、「あの時ダイオキシンが有ったのでは?」といわれた場合、
しっかりと分析を行っておけば、その結果が何よりの証拠となります。

カルモアでは、火災現場の環境アセスメントから、ダイオキシンの分析残留ダイオキシン
分解処理までを総合的にサポートいたします。
火災現場のダイオキシン焼焦げ臭はしっかりとした対策を行わなければ数年間という
長い年月もの間残留し続けます。
火災が起こってしまたらまずはご連絡下さい。
最適な対策を立案させていただきます。

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臭気判定士の激闘-未設定</img

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