機械室に魚?
こんにちは。斎藤です。
先日は、「オフィスに魚?」という題目でブログを書かせていただきましたが、今回は、機械室編です。
どうせ原因は一緒でしょ?とお思いかもしれませんが、また今回のは異なる原因だったのです。
この臭気調査にご興味のある方は、是非読んでいって下さい。
先日お客様からのお問い合わせで、地下の機械室で異臭がするとあり臭気調査へ行ったところ、魚の腐ったようなあの臭いがしました。
機械室の壁にはグラスウールの断熱材が張られており、もしやまた・・・と思いましたが、グラスウールの臭いを嗅いでみても、臭いません。
ではどこから、発生しているのか。
しばらく探していると、床に穴が開いており、地下ピットの空気が機械室に入ってきている事がわかりました。
しかし、臭質が違います。カビ臭が混ざった地下ピット特有の湿った臭気。
機械室で感じられる魚の腐ったような臭気ではありません。
さらに臭気調査を続け、壁に張ってあるグラスウールを剥がすと、猛烈なコンクリートの生乾き臭、魚の腐ったような臭い、アンモニア臭がしました。
原因発見!!!
実は、これらの臭気は、コンクリートの乾き不足の時に稀に、発生する事が知られています。
ですから、一部のコンクリートを使用していなかった壁では、グラスウールを剥がしても臭いませんでした。
原因は、次の通り。
1.機械室内が負圧気味の為、地下ピットからの湿気が機械室に侵入。
2.竣工数ヶ月のコンクリート壁にグラスウール張り。
3.1によって、コンクリート壁の乾燥が不足し、魚の腐ったような臭いが発生してしまった事が判明。
原因がはっきりとわかったので、対策方法は簡単です。
1.地下ピットからの湿った空気が機械室へ入るのを抑制する為、機械室内の給気量を増やしてあげる。
→これは、ドアに給気ガラリを設ければ解決。
2.コンクリートの乾燥を妨げていた断熱材をはずす事。
→しかし、コンクリートが乾燥するまでにはまだ時間がかかります。
そこで、弊社の脱臭機「酸素クラスター脱臭装置」を取り付ける事をおすすめ。
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機械室から排気された空気は、コンクリートの乾燥まで、まだしばらく、魚の腐ったような臭いがします。機械室に脱臭機「酸素クラスター脱臭装置」を取り付けることで、機械室の臭気を低減化させ、外に排気すれば、近隣にも迷惑がかかりません。
もし、竣工からまもない建物や湿った空間で魚の腐った臭いがしたらコンクリートがないか、探してみてください。
稀に原因になっている事があります。
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