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臭気判定士の激闘

創業30年、実績90,000件以上。カルモア臭気判定士によるニオイの現場レポート。

カビの調査とカビ対策

カビの調査とカビ対策

 

地球温暖化が進み、ヒートアイランド現象が進み、都心の気温が真夏になるとぐんぐんと上昇する。

これを喜んでいるのがカビだ。279574de.JPG

 

 

 

 

まあ、本当に喜んでいるかどうかはわからないけど、実際我が社へ来るカビの調査やカビ対策の依頼は年々倍増しているという実態。

ついにはカビ専門の部隊も誕生し、毎日のようにカビ対策に東奔西走している状態。

今回はカビの調査と対策についてのお話。

 

カビの調査

目的:人体に対する疫学的な影響を知る。

特にオフィスや工場といった場合、そこにすでに人間がいて暴露していた場合はできればやった方がいいですよとお薦めしている。

たいていの場合は問題がないのである。

が、訴訟社会の現代、後で健康被害を訴えられたときにカビの対策を適切にやっていたという企業側の動きがないと労災認定をされたり、賠償金問題へと発展する場合もある。

実際に、エアコンのカビによってシックハウス症候群(アレルギー反応)を起こした女性会社員が、対策を怠った会社に損害賠償を訴えたこともある。

 

カビの菌数測定

これまた耳慣れない話であるが、カビがどんだけいるということが大事なのである。例えば小児科におけるアレルギー気管支ぜんそくの第一原因であるクラドスポリウスというカビもそうだが、カビを調べればこのような症状を起こすといってすごく危険なイメージがある。

が、これらのカビはどこにでもいる。特にカビから放出された胞子といういわば種のようなモノは目に見えない大きさで常に空間中を漂って色々なものに付着している。

あなたが今見ているパソコンの画面にも握っているマウスの上にもクラドスポリウスの胞子はきっとある。

問題はそれがどれだけあるかとうこと。

10個あるのと100万個あるのでは大違いだ、ということである。

多いと、子供や老人、病院といった免疫力の弱い人から如実に症状が出て、体が蝕まれていく。

 

カビの汚染状況を把握し、健康への影響を把握しておく。

これがカビ対策の第一歩である。

 

 

カビ対策

カビを把握したら今度は対策になる。

対策の流れは2つ。

 

・なぜ発生したのかという原因追及。その原因の排除。

・カビの完全な殺菌、そして防カビ処理。

 

どんな優れた防カビ剤でもカビが生えやすい状況ではカビの生息を抑えるのは難しいもの。

その中でしっかりとしたカビ対策をするには、まず原因の排除という考えが一番大事。

カルモアのコンサルタントは現場でその一切について適切なアドバイスを行う。

原因の排除を行ったら、カビの殺菌。

カビの殺菌は殺菌剤及び殺菌ガスを使って行う。

カビを殺すのは簡単。誰でもできる。熱いお湯を掛けたってカビは死ぬ。

が、カビは死ぬ際に大量の胞子(種)をまき散らす。

その胞子がすぐに芽を出すので、カビを殺菌できていないように感じるのだ。

そこで防カビ剤を施工して、胞子が芽を出さないように処置する。

芽が出せない胞子はやがて死滅し、防カビ対策はこれで完了する。

 

カビの調査から防カビ対策まで、ぜひお任せ下さい。

 

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カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。

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