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臭気判定士の激闘

創業30年、実績90,000件以上。カルモア臭気判定士によるニオイの現場レポート。

カビ掃除・カビ予防方法【初心者向け】

カビは”気管支ぜんそく”や、”鼻炎”といったアレルギー症状の原因になることがあると言われています。

 

自宅や会社のエアコン、壁、フローリング、家具、キッチンやお風呂場などなど、カビが発生したとき、カビ臭に困ったとき、どんな対処をしていますか。

プロに頼めば確実ですが、規模が小さい時などは、なるべく費用をかけずに自分で対策したいところです。

 

特に新型コロナウイルス感染症が流行した2020年以降、換気や空調の重要性が高まっています。

空気環境について、温湿度や換気量を管理するだけでなく、カビのない快適な暮らしも手に入れたいですよね。

 

しかし、正しい知識を持たないままカビ掃除をすると、逆にカビを広げてしまうこともあります。カビ対策の前には、正しいカビの掃除方法、そしてカビの再発を防ぐ予防方法を理解しておきましょう。

 

カビ掃除

 

目次

  1. カビ掃除で気を付けること
  2. 初心者でもできる、カビ掃除の手順
  3. カビ予防で気を付けること
  4. 除菌剤、防カビ剤の選び方

 

 

1.カビ掃除で気を付けること

 

カビ掃除は、カビによる黒ずみや着色が落とせればOKだと思っていませんか。普段の掃除のように、汚れを落とす感覚で掃除をしていると、カビの被害を拡大させてしまう事も。カビの特性を踏まえて、注意深く掃除を行うことがカビ対策において重要です。

 

カビ菌

 

-カビ掃除のポイント-

 

 ●胞子を散らさない

 ●満遍なく除菌する

 ●汚れや水分を残さない

 

 

●胞子を散らさない

カビの胞子は小さくて軽いため、簡単に舞い広がり、新しいカビの発生源となります。そのため、そのままホウキで払ったり掃除機をかけたりするのは危険です。除菌剤を吹き付けた雑巾で拭き取るようにするとよいでしょう。

 

●満遍なく除菌する

カビは菌が繁殖することで発生します。そのため目に見える部分をきれいにしても、菌が残っていると再発の可能性があります。菌が残存は、目視での判断が難しいため、カビが生えていた箇所の周辺はくまなく拭き上げておくと安心です。

 

●汚れや水分を残さない

汚れ(有機物)や水分が多い場所は、カビが繁殖しやすい環境といえます。カビを掃除するのと同時に、周囲のホコリや汚れも掃除しておくことが大切です。作業時はなるべく周辺部材が、水を吸わないように注意し、濡れてしまった場合はしっかりと乾燥させましょう。

 

 

2.初心者でもできる”カビ掃除”の手順

 

具体的なカビ掃除の作業手順ですが、基本的には以下の通りです。

カビの発生場所によっては、最適な対処方法は少しずつ異なりますが、基本手順の応用で対応可能です。

 

-カビ掃除の手順-

 

 ①除菌剤を雑巾に染み込ませる

 ②カビの発生箇所とその周囲を”①”の雑巾で拭き取り、除菌する

 ③カビによる黒ずみや着色が気になる場合は、漂白剤や少量の水で溶いた重曹で色を落とす

 ④固く絞った雑巾で水拭きする

 ⑤室内の換気を行い、濡れた場所を乾かす

 

※注意※

・除菌剤の成分によっては、ワックスなどを溶かすことがございます。

・漂白剤や重曹は、壁紙や布地の色をまで脱色することがございます。

 薬剤は、目立たない箇所で試してから使用していただくと、安心です。

 

 

3.カビ予防で気を付けること

 

カビは一度発生するとその後の掃除が大変ですから、なるべく再発は防ぎたいところです。しっかりと予防策を講じて、カビ掃除の手間を減らしましょう。

 

カビ除菌

 

-カビ予防のポイント-

 

 ●高湿度にならないようにする

 ●こまめに掃除をする

 ●防カビ剤を使用する

 

●高湿度にならないようにする

カビの多くは、湿度の高い場所を好み繁殖します。”除湿器を置く”、”換気する”、結露が発生したら拭き取るなど、湿気が溜まらぬよう心がけましょう。

 

●こまめに掃除をする

ホコリや食べかす、皮脂などはカビのエサとなります。定期的に掃除をすることが、カビ発生の予防に繋がります。

 

●防カビ剤を使用する

窓際や水回りなど、環境改善でのカビ予防が難しい場所もあります。そのような場所のカビ予防には、防カビ剤を使用するとよいでしょう。なお防カビ剤を使う際は、カビの除菌を終えてから使用すると効果的です。

 

 

上記のポイントを抑えることで、初心者でも効果的なカビの掃除と予防対策が可能です。

ただし、カビの被害が広範囲な場合には、無理せずプロに依頼しましょう。

 

 

4.除菌剤、防カビ剤の選び方

 

除菌剤・防カビ剤には、家庭向けから業者向けまで様々な種類があります。家庭向け製品は比較的安全性が高く使いやすいですが、そのぶん薬剤のパワーが弱めなことが多いです。業者向けの製品は高性能でよく落ちますが、肌荒れや素材の劣化を引き起こしやすい製品もあります。

 

初心者の方は、まず安全性を重視して除菌剤・防カビ剤を選定すると良いでしょう。安全かつ高い性能を望む場合は、安全性を謳った業者向け製品などから探してみてください。

 

 

~どの薬剤を使うべきか悩むという方へ~

カビの掃除と予防におすすめな除菌剤・防カビ剤の一つとして、カルモアの除菌剤・防カビ剤をご紹介します。除菌防カビを施工している弊社でも実際に使用しており、家庭向けとしても販売している、安全で効果の高い薬剤です。

除菌剤・防カビ剤の選び方で悩んだ際には、ぜひお試しください。

 

 

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