新築オフィスビルにタバコ＆排気臭が侵入！活性炭フィルター脱臭装置「カービッド」の納入事例

オフィスに流れ込んでくる外気（排気臭・タバコ臭）を脱臭したい コストや時間のかかる大規模な工事は避けたい メンテナンスコストや手間を抑えたい

 

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複合臭にも対応した脱臭力の高い活性炭フィルターをご提案 全熱交換器に設置することで大規模な工事が不要に お客様の方で簡単にフィルター交換が可能に

目標と課題

本事例のお客様である建築会社様からは、当社がもともとオフィスビル内の喫煙室タバコ臭の排気対策を行なっていたことからご相談をいただきました。  

本オフィスビルは、地上10階建ての建物で、駅からわずか徒歩1分という便利な場所に位置しています。しかし、竣工を前にしてお客様より、「周囲からタバコと思われるニオイが入ってきて気になる」ということで、カルモアに臭気対策のご依頼をいただきました。

  本オフィスビルの周辺には、さまざまな飲食店が立ち並んでおり、喫煙所のタバコのニオイなどが複合臭気となってオフィスビル内に流入しているものと考えられました。

喫煙所では、いつタバコを吸うかはわからないため、ニオイが発生する時間は不定期となり、時間を特定した臭気対策は困難になります。

本来であれば、追加工事を行い大規模な臭気対策を行うことも想定されました。しかし、竣工前という事情もあり、今になって天井を剥がしてダクト工事を行うことは時間的にもコスト的にも難しいという判断から、室内と室外の空気を換気する役割を担う「全熱交換器」に、強力な脱臭力を持つ活性炭フィルターを設置しました。

活性炭フィルター脱臭装置「カービッド」の特徴

今回、導入させていただいたのは、当社の活性炭フィルター脱臭装置「カービッド」です。活性炭は、その優れた脱臭力から臭気対策の定番の技術として、日本でも長く活用されてきました。

活性炭には、表面に無数の細かい穴があり、その穴に臭気分子を吸着することで脱臭をしています。幅広い臭気を脱臭できる活性炭ですが、臭気物質によっては相性が悪く、脱臭効果が低くなり、寿命が短くなることもあります。その様なケースでは、活性炭に薬品処理することで飛躍的に性能を向上させることが可能です。

カービッドは、そんな活性炭をお客様それぞれの課題やお悩みに対して最大限の効果を発揮するためにカルモアが商品化したシリーズです。

カービッドシリーズの中には、活性炭シートをプリーツ形状に成形した「狂着フィルター」、活性炭原料を有機繊維シートに混ぜ込んだ「コルゲートハニカム」、活性炭粉末をウレタンフォームに混ぜ込んだ「フレックスカーボン」などの種類があります。

カルモアでは、お客様のお悩みやご要望に対して、最適なフィルターを選定します。仕様や各種特徴、用途をまとめた下記の一覧表をフィルター選びの参考にしてください。

それぞれに特長がありますが、今回オフィスビルの全熱交換機に設置したのはフレックスカーボン。

フレックスカーボンは、発泡ウレタンフォームに活性炭を担持しており、ランダムに空いた穴が臭気と効率よく接触することで高い脱臭性能を発揮します。

導入後の効果

フードコート内はもちろん、周辺に配慮した運営が可能に！

今回の工事では、オフィスビルの全熱交換器に活性炭フィルター脱臭装置「カービッド」の「フレックスカーボン」を設置させていただきました。

オフィスビルの臭気対策では、大きなビルなどで外調機にフィルター脱臭装置を設置するケースがあります。

しかし、小さいビルでは外調機がないことも多く、その場合は今回の事例のように、全熱交換器にフィルター脱臭装置を設置することができます。

カルモアでは、外調機と全熱交換器どちらも対応することができるので、その建物の構造・設備に合わせたご提案が可能です。

さらに、外調機と全熱交換器はメーカーによってサイズや形はさまざまですが、カルモアではそのサイズと形に合わせてフィルターをオーダーメイドで作成することができるため、メーカーによって制約が生じることがありません。

一つ一つ異なる課題に対して、フレキシブルに対応できる点も、当社ならではの強みの一つです。

お客様からは「大規模な工事をすることなくニオイの問題を解決できた」と、大変お喜びいただくことができました。

オフィスビルの臭気対策をお考えの方は、ぜひカルモアまでご相談ください。日本全国対応で、海外もご相談に応じます。