ウッドデッキにカビ発生!外構の防カビ施工事例と業務用防カビ剤プロパストップ
-
臭気成分
カビ(白カビ、真菌)
-
発生場所
オフィスビルのウッドデッキ、外装床材、壁材、エクステリアなど
-
導入企業
建設会社/都心オフィスビル
外構デザインにもこだわった東京のオフィスビルにて、床材に使用されていたウッドデッキ(木質ブロック)に白いシミのような模様が発生。
カビの培養試験を実施し、白いシミの原因究明、解決策のご提案、実現場での除菌・防カビ剤効果検証により、美しいウッドデッキを取り戻すお手伝いをしました。
屋外のカビ対策方法と防カビ剤の効果を検証する
昨今のSDGsへの意識は様々な分野に波及しています。
今回のオフィスビルの外構素材として採用された床材のウッドデッキもその1つでした。
コンクリートジャングルの都会の中で、働いているオフィスビルに向かう道がウッドデッキだったら、素敵だと思いませんか?特に都心部の建築物においては、デザインの豊かさや幅がより多様性を持つようになっています。
しかし、そんなウッドデッキに原因不明の白い大きなシミが発生してしまいました。
デザインの豊かさ、建材・素材の質感を追求し、挑戦したからゆえの、致し方ない問題発生といえるかもしれません。
床一面に白いシミが広がってしまう前に、早急に解決し、対策する必要がありました。
木質ブロックに白いしみが発生!
-
-
- カビ分析調査チームで培養試験を実施
-
2. ウッドデッキのカビにプロパストップがお勧めなのは何故か?
-
-
- 確かな除菌効果データ
- 屋外でも使用できる耐水性データ
- 人体への安全性データ
- 消臭効果データ
-
-
-
- 施工区画範囲を決める
- 除菌防カビ剤プロパストップを噴霧する
- 半年間の経過観察
-
事例ポイント
- ウッドデッキに発生した白いシミの原因を究明したい
- ウッドデッキの白いシミの再発を防止したい
- 屋外でも効果が持続する対策を講じたい
- ウッドデッキの風合いを可能な限り損ねたくない
ウッドデッキに発生した白いシミの原因は何?
多くのカビ調査・対策の実績を持った私たちの経験上、この白いシミの原因はカビなのではないか?
と予測しました。
そこで、現地調査を実施して白いシミの採取と簡易培養を試みたところ、フサフサの白カビ(アスペルギルス ウスタスの疑い)が検出されました。
白カビは、比較的どこにでも検出される常在菌で、木材にも生体分布しているカビです。条件がそろえば、ウッドデッキにも発生する可能性があります。
『アスペルギルス ウスタス』について
・名称 :Aspergillus ustus
・分類 :不完全真菌
・主な生体分布:土壌、木材、皮革、乾草、食品(穀類)
・主な特徴 :一般的に常在菌と呼ばれる普遍的なカビの種類で土壌、木材など自然環境化で存在。
ウッドデッキのカビにプロパストップがお勧めなのは何故か?
ウッドデッキに発生してしまった白カビ(アスペルギルス)を除菌し、新たな発生を抑制するには、どうしたらよいでしょうか?
白カビの再発防止施工として、【業務用強力防カビ剤 プロパストップ 】をお勧めしました。
オフィスビルなどの除菌防カビ対策には、
-
- 再発防止可能な、高い除菌効果(効果の持続性)
- 屋外でも使用できる、強力な耐水性
- 人体への安全性
が必要不可欠です。
業務用に開発されたプロパストップは、その能力を全て兼ね備えています。
導入製品・サービスについて
> 耐水性 防カビ剤【プロパストップ NOKIF】(業務用)
建物で繁殖する全62菌種に対応!
防カビ剤として難しい【耐水性】を克服!
カビ対策専門家のカルモアが開発した自信作です。防カビ施工の請け負いは全国対応、防カビ剤のみの販売も可能です。
確かな除菌効果データ
【除菌防カビ剤 プロパストップ 】は、建築物でよく繁殖すると言われている62菌種のカビ全てに除菌効果を発揮します。
ウッドデッキに発生したアスペルギルス属は、この62菌種中の代表カビの1つなので、プロパストップのカビ抵抗性試験結果により、除菌効果が期待できます。
≪カビ抵抗性試験結果 JISZ2911≫
※代表カビに入っている中には、アスペルギルスの他に、ペニシリウム、ペシロマイセス、トリコデルマ属といったカビも含まれています。
屋外でも使用できる耐水性データ
【除菌防カビ剤 プロパストップ 】は驚きの耐水性!水回り・屋外でご使用できます
外構ウッドデッキの防カビ対策には、耐水性であることが欠かせません!
薬剤耐水性及びカビ抵抗性試験結果により、プロパストップは、雨風にさらされる屋外でも使用可能な耐水性を特徴としております。
≪薬剤耐水性及びカビ抵抗性試験結果(JIS Z 2911:2010 一般工業製品)≫
人体への安全性データ
【除菌防カビ剤 プロパストップ 】は安全性の高い防カビ剤です!
安全性試験として、プロパストップタイプNOKIFの10倍希釈水溶液を対象に眼刺激性試験および皮膚一次刺激性試験を実施した結果、「無刺激性」の判定となりました。
≪眼刺激性試験及び皮膚一次刺激性試験結果≫
消臭効果データ
【除菌防カビ剤 プロパストップ】は消臭効果もプラス!カビ臭対策にも効果的。
プロパストップタイプNOKIFは、消臭ポリマーを配合しています。
壁や床材に使用される木材やコンクリート等の臭いが染み込みやすい多孔質な対象物に処理すると、ゲル化した薬液が臭いを吸着し、消臭効果を発揮します。
結露しやすくニオイがこもりやすい地下室など、カビ臭対策にもおすすめです。
ウッドデッキ向け除菌防カビ対策の施工内容
重要なのは、
「実際の外構ウッドデッキに発生したカビに本当に効果があるのか?」です。
そこで、白カビが発生した現地のウッドデッキで半年間の防カビ試験を実施し、プロストップの除菌防カビ効果検証をしました。
防カビ効果を検証するウッドデッキに試験区画を作る
除菌防カビ剤の未施工区画と比較するために、試験区画を作ります。
効果検証を実施する試験範囲(1m×1m)を2面、養生で区画します。
除菌剤プロパストップタイプEとNOKIFを噴霧
電動噴霧器にてプロパストップタイプEをウッドデッキに吹き付け、発生した白カビを除菌します。
自然乾燥させた後、プロパストップタイプNOKIFの10 倍希釈液を吹き付けます。
プロパストップタイプNOKIFは、薄い白濁色なので、色の濃いところに噴霧すると液の跡が付く可能性がありますが、現場のウッドデッキでは、跡が目立つことなく施工できました。
再び自然乾燥したら、防カビ施工は完了です!
半年間の経過観察を実施
ビニール養生を外し、通常の状態と同じ野ざらしで半年間経過観察を実施しました。
※除菌防カビ剤噴霧直後(ウッドデッキが濡れた状態)
プロパストップ施工半年後の防カビ効果は?
半年後の防カビ効果を確認
半年間、自然環境化で雨風にさらされ暑い夏のシーズンを経過したウッドデッキ。
除菌防カビ剤の未施工区画と比較して、違いはどうなっているでしょうか!?
まず、何もしていないウッドデッキの状態から確認しましょう。
試験開始時にはなかった苔がビッシリ発生し、緑色になっていました。
苔の生えたウッドデッキも情緒がありますが、雨が降り濡れると滑りやすくなってしまうデメリットがあります。
では、同じ自然環境化に半年間されされたプロパストップを施工したウッドデッキを見てみましょう。
除菌防カビ施工をした区画だけ、四角の形がハッキリと判別できる程、苔もカビも生えていません!
まとめ
湿度が高い日本ではカビの対策は必要不可欠です。 もしウッドデッキにカビが発生すると、見た目が損なわれ、カビ臭の発生や滑りやすさなどの問題が発生します。
特に屋外にある外構ウッドデッキは、雨風にさらされ室内よりもシビアな環境化に置かれるため、
カビ対策として使用する防カビ剤には、耐水性は欠かせないものとなります。
今回、ウッドデッキに発生した白カビを解決する為、私たちはカビの調査・分析に基づき、解決策として除菌防カビ剤プロパストップをウッドデッキへ噴霧するご提案をいたしました。 さらに、オフィス周りの広範囲のウッドデッキへ採用を検討されているお客様にプロパストップの防カビ効果をお見せする為、実現場で半年間の効果検証を実施し、確かな効果にご納得いただく事ができました。
カルモアのカビ対策専門部隊では、以下のサービスにて、調査から対策・施工請負まで一貫してサポートさせていただきます。
屋外のウッドデッキやその他の外構素材、地下室のカビなどにお困りのお客様はお気軽にカルモアまでご相談ください。
-
- 防カビ施工の請負
- カビの調査(測定、分析、人体有害性の判定、証明報告書の提出など)
- 防カビ剤の販売
- 防カビ剤販売および防カビ施工の指導(清掃業者様、管理会社様などに向けて)
導入製品・サービスについて
カビ対策の専門家、除菌・防カビ施工作業で多数の実績を誇るカルモアから生まれたプロの除菌剤・防カビ剤です。 建物で繁殖する全62菌種に対応! 防カビ剤として難しい【耐水性】の特徴をそなえた高性能防カビ剤です。
発生したカビの調査・分析から対策まで、トータルでお助けいたします。