長期休業・閉鎖によりカビが大量発生した店舗の除菌作業事例

課題

新型コロナ感染拡大により、多くの店舗や事業所が休業されています。

店舗では、休業中は室内換気は行われず、空調機も停止したままだったことから、たった2週間程度でカビが発生し、店舗内全体にカビ臭が充満してしまいました。

これ以上カビ発生が悪化しないようすぐに殺菌を行いたい、という状況であるのと同時に、店舗再開まではまだ少し時間があるため、それまでの期間にまたカビが再発しないよう、防カビ対策も行う必要がありました。

また店舗は一般のお客様がお越しになる場所のため、人体への安全性にも考慮したい。厳しい状況でのコスト高は避けたいため、店舗の内装はそのままにしたい、というご要望もありました。

安全性の高い除菌防カビ剤を噴霧作業します

使用する除菌防カビ剤としてメインに選定したのは、【プロパストップ タイプE】です。

この【プロパストップ タイプE】にはアルコールが40%程度含まれており、噴霧すると数秒でカビ菌を除菌します。さらにその後、含有成分である抗菌剤が噴霧面に付着停滞し、乾燥後も防カビ効果を持続させることができます。

内装などの質感を変えずに塗布・噴霧処理が可能で、安全性も高いため、今回のような一般の客様がお越しになる店舗には最適です。

この除菌抗菌剤を、店舗内部の内装、家具、カーテンなどの表面に噴霧し、乾かしてはまた噴霧する、という作業を数回繰り返し、除菌施工のされていない部分が無いよう実施いたしました。

さらに、水回りや床下、天井裏などの人目につかない場所では、より除菌抗菌防カビ効果の高い【プロパストップNOKIF】を使用します。防カビ剤としては不可能と言われた「耐水性」を保証する高性能抗菌剤です。

エアコン、空調機にも要注意！稼働はちょっと待って。

室内にカビ臭を感じたら、、、空調機やエアコンの稼働は、除菌防カビ対策を行うまで控えておくことをお勧めします。

今回のケースでは、店舗内の空調機1台において、空調機のカビ専用の薬剤デオクリーナー（DeoCleaner）を用いて作業を行いました。

こちらも除菌・乾燥後に抗菌効果が長期持続するものですので、これから夏を迎えるカビ対策としても喜んでいただきました。

発生したカビを分析検査し、安全性を確認することも可能

ご依頼者様のご希望で今回は実施しませんでしたが、カビ発生現場ではよく、カビ菌の調査、分析を行うことがあります。

職場環境の安全性が求められる事業所や、飲食関係店舗、賃貸物件、お子様のいるお家などの場合、カビの発生による人体への影響を懸念し、どのような菌がどの程度の量で発生していたのか、分析調査を希望されることが多々あります。

カビの同定試験を実施することにより、発生しているカビの種類が明らかとなり、人体への危険レベルまでお伝えすることが可能です。

またカビの菌数測定は、除菌・防カビ施工を実施する前後で測定を行うことにより、大量に発生していた菌数が低減または無くなったという証明を、目で見て確認して頂くことができます。

安全証明をより客観的に行いたい方にお勧めしています。

目に見えるカビの繁殖は、内装の張替えを

今回は目に見えるようなカビの繁殖が無かったため、内装の張替えや家具の入れ替えは行いませんでしたが、やはり内装材にカビ菌が染みついて生息してしまっているような場合は、内装の張替えをお勧めいたします。

その場合には、カルモアの除菌・防カビ作業はスケルトンの状態にて実施いたします。

漏洩事故や火災事故の後には、良く実施しております。

新型コロナ等のウイルス除去対策も一緒に行えます

ご要望により、新型コロナをはじめとするウイルス除去の施工作業も実施いたします。

開業前の徹底除菌＆ウイルス除去をご支援いたします。

日本全国、対応しております。

カビ、臭気にお困りの際は、どんなことでもお気軽にご相談ください。

徹底解決の防カビ施工、脱臭対策、脱臭装置の導入から、防カビ剤1本の販売まで、お客様のご希望とご予算に合わせてご提案させて頂きます。