MENUCLOSE

業務用脱臭消臭のカルモア(臭気調査・脱臭装置・消臭剤・センサー)・防カビ・除菌・ウイルス対策

創業30年 全国・海外 実績10万件
脱臭消臭専門のカルモア

納入事例

CASESTUDY

食品工場の原因不明のカビを調査!防カビ塗装コーティングの事例

食品工場の原因不明のカビを調査!防カビ塗装コーティングの事例
  • 臭気成分

    カビ 除カビ 防カビ

  • 発生場所

    天井 天井裏 壁面

  • 導入企業

    食品工場

今回ご紹介するのは、大手飲食チェーンの食品工場における徐カビ・防カビ作業の事例です。

 

「衛生管理を徹底しているのに原因不明のカビが発生して困っている」と、当社にご相談をいただきました。

 

カルモアでは、カビの発生原因を突き止めるカビ測定をはじめ、徹底した徐カビ・防カビ作業をご提案。これによりカビの心配のない衛生的な環境を取り戻すことができました。この記事では、その事例の詳細についてご紹介していきます。

課題
  • 衛生管理を徹底している食品工場にて原因不明のカビが発生
  • 再発しないようにカビの原因の根本から解決したいと思っている
  • 食品工場の基準内で使用できる薬剤を選定する必要がある

 


 

導入事例の効果
  • カビ測定後に文献データから1種類のカビが原因であることが判明
  • 発酵食品には常在的含まれているカビであることから防カビ塗装により再発防止
  • 薬剤のMSDS(安全データシート)をご提出することで安全性を確認

お客様の課題と目的

今回、ご相談をいただいたのは大手飲食チェーンを運営する企業様。レストランで提供するタレを製造する工場にて、カビが発生してしまったとのことでした。

 

しかし、普段から工場の衛生管理は徹底しているとのことで、当社では「どうしてカビが発生してしまったのか」を明らかにするカビ測定をはじめ、カビ菌を徹底除去する徐カビ作業、さらにはカビが再び発生しない環境にする防カビ作業をご提案させていただきました。

 

カルモアが行なった対策

カビ測定によってどれだけカビの原因を追求!

カビ測定によってどれだけカビの原因を追求!

 

ご相談をいただいた後、日程を調整させていただき、カビの発生してしまった工場に現地調査に伺わせていただきました。

 

工場では、お客様の言う通り工場に入る際も厳しいチェックが行われており、衛生管理が日頃から徹底されていることがわかりました、

 

当日のカビ測定には、工場長をはじめ会社役員の方も多数同席され、関心度の高さが伺うことができました。

 

そんな中、カルモアでは原因不明のカビの発生原因を突き止めるため、専門スタッフによるカビ測定を実施しました。

 

測定調査では、温湿度計・含水率センサー・結露計など独自の測定機器を複種類使用し、カビの発生原因を解明していきます。

 

また、空気中や内装建材(壁・天井・床)・室内機材・家具などからカビを採取し、種類を分析。どんなカビが発生してしまっているのかを突き止めることで、確実な対策方法を導き出します。

 

今回行われたカビ測定で採取されたカビも、培養分析チェック(菌種同定分析)、さらにはカビの文献データと1つずつ照合しながら特定作業を行いました。

 

その結果、検出されたカビ菌は発酵食品に、常在的含まれているカビであることが判明。

 

カビ測定では、それ以外のカビは検出されなかったことから、当社では「そのカビ菌を含む原材料が製造工程の中で床面に飛散し、それが清掃後の水溜まりの環境下で繁殖が進み、黒色斑点として目に見える形になった」という結論に達しました。

 

MSDS(安全データシート)を提出し清掃を実施

 

MSDS(安全データシート)防カビ剤

 

床面に発生してしまったカビを除去するためには、徹底した清掃によって見た目の改善、さらには防カビ剤噴霧によって床面のコーティング作業が必要でした。

 

しかし、今回の事例では管理衛生上の観点から外部の業者が施設内に入ることが難しかったため、当社では事前に使用が望ましい薬剤などを記載したMSDS(安全データシート)をご提出させていただきました。

 

お客様の方でMSDSをご確認いただき、問題ないというご判断をいただいた上で、作業で使用する薬剤を正式に決定させていただきました。

 

清掃及び防カビ剤噴霧による床面のコーティング作業

 

清掃作業によって黒色斑点を除去した後は、防カビ剤「プロバストップ タイプ NOKIF」を噴霧し、床面をコーティング。事前に噴霧方法などをお客様へとレクチャーさせていただき、コーティング作業を行なっていただきました。

 

「プロバストップ タイプNOKIF」は、建物内で繁殖しやすい全62菌種に対応する防カビ剤。有機窒素系を主成分としており、今回発生したカビにも高い効果を発揮することが可能です。

 

「プロバストップ タイプ NOKIF」は、その高い防カビ効果だけでなく、他の防カビ剤に比べ優れた耐水性を持っていることが大きな特徴。水回りなどでも、問題なく使用することができます。

 

今回の工場においては、1日2回の清掃作業が行われているとのことですが、「プロバストップ タイプ NOKIF」なら清掃によって防カビ効果が薄れることがなく、長期間にわたって防カビ効果を持続させることが可能です。

 

プロバストップの詳細へ

まとめ

 

今回は、衛生面を徹底する食品工場で発生した原因不明のカビ対策の事例をご紹介しました。

 

結果、工場で製造しているタレの原材料に含まれるカビが原因というレアなケースではありましたが、当社の豊富な経験によって無事にその原因を解明することができました。

 

食品工場においては衛生管理の観点から、使用できる対策や薬剤が限られている場合があります。カルモアでは、そうした個々の状況に合わせて最適な対策方法をご提案しますので、食品工場のカビ対策にお困りの方はぜひ一度当社にお問い合わせください。日本全国対応で、海外もご相談に応じます。

導入製品・サービスについて

カビ調査・分析・防カビ施工

発生したカビの調査・分析から対策まで、トータルでお助けいたします。

導入事例

PAGETOP