オフィスのリフレッシュエリア/お弁当のニオイの脱臭と除菌対策
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臭気成分
ランチタイムのお弁当・コーヒーなどのニオイ
エリア全体の除菌・抗ウイルス対策 -
発生場所
オフィス内のリフレッシュエリア
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導入企業
大手企業
オフィス内に、フリー利用のリフレッシュエリアを設置されている大手企業様。使い勝手の良い小規模テーブルx椅子は、社内外の打ち合わせの場としてもよく利用されています。
そこで問題となったのが、ランチタイムのお弁当・コーヒーなどの残り香。
その脱臭対策として、天井埋め込み型の脱臭装置を導入し、除菌ウイルス対策の効果も一緒にご提供しました。
オフィス内に広がるお弁当のニオイを自動で解消!さらに除菌も
目標 |
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効果 |
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導入前の課題と目的
いつまでも漂うランチタイムの臭気が、社内の苦情になっていた
働く環境の向上として、除菌環境もアピールしたい
オフィス環境の向上を目的に設置したリフレッシュエリアは、利用率が高く好評です。
使い勝手の良い小規模のテーブル&椅子を配置したことから、リフレッシュ目的のみならず、社内外のちょっとした打ち合わせのスペースとしても活用が進んでいました。
そこで課題となったのが「お弁当のニオイ」。ランチタイム後いつまでも漂うニオイは、就業意識に不快で、打ち合わせをする社員からの苦情ともなりました。
手間をかけず、オフィス景観も損ねず、毎日の脱臭対策を実現できないか。
そんなお問い合わせを頂きました。
事例ポイント
- お弁当(ランチタイム)のニオイを脱臭したい
- オフィスの景観を損ねたくない
- 毎日のことなので、脱臭作業などの手間はかけたくない
- 「働くオフィス環境の向上」を企業として促進している
導入後の効果
「天井埋め込み型」の脱臭装置で常時、脱臭。社内の悪臭苦情も解消されました。
社員の方が日常的に利用する空間であるため、脱臭効果のみならず、「人体への安全性」(※1)もしっかりと確保されている必要がありました。
そこで、オゾンやUV(紫外線)照射よりも安全性の高い「酸素クラスター除菌脱臭装置」をご提案。オフィス内の景観も損ねないよう、天井埋め込みタイプ(※2)を選定し、常時稼働させました。(※1)装置の人体への安全性について、(※2)装置のラインナップ、については、後述の製品説明をご参照ください。
エリア内に行き渡った酸素クラスターイオンが、ニオイが発生するそばから酸化分解し、脱臭効果を発揮します。
ランチタイム後に出ていた社内のニオイ苦情も、解決することができました。
除菌・ウイルス対策の効果を社内の環境向上アピールに。
「せっかくの装置導入ですから、ぜひ酸素クラスターイオンの除菌効果も社内にアピールしたい。」
総務部の方のそんな積極的なお考えに基づき、装置稼働後に、エリア内の浮遊菌数測定を実施いたしました。
エリア内の3か所で、酸素クラスター除菌脱臭装置を稼働させる前と、稼働運転数時間後において、空間に浮遊する菌の数量を測定します。
測定の結果、3か所すべてにおいて、菌数の減少が確認され、ご担当者の方にも非常に喜んでいただきました。
弊社独自の「マイクロプラズマ放電」技術により生成される高濃度酸素クラスターは、インフルエンザウイルスをはじめ、院内感染の原因となりやすいMRSA菌を含む数種の付着菌に対し、高い除去効果があることが、大学機関との共同研究により実証されています。
エンベロープウイルス→2時間で99%以上の削減
院内感染原因菌各種 →2~7時間で最大99.9%削減
なんと、就業社員の脳の活性化と生産性の向上にも効果が!!
カルモアの酸素クラスターイオンは、脳科学の第一人者、杏林大学名誉教授 古賀良彦先生との共同研究により、脳の血液量を増加させ、パフォーマンスを向上させる効果があることが実証されています。
世界的な「WELL認証」の動きや、経済産業省が促進する「健康経営」などの後押しもあり、いま「空気質」を高めて職場の環境整備をアピールする企業も増えています。
今回の企業様においても、酸素クラスター除菌脱臭装置の導入により、社内のパフォーマンス向上を期待できることを喜んでいただきました。
納入概要
納入機器
製品名:「酸素クラスター除菌脱臭装置レビオン」シリーズ
型式: シルフィードmini(天井埋込型)
納入台数: 5台
設置・試運転風景
今回は天井埋め込み型の装置(シルフィードmini)を5台設置することになりましたので、リフレッシュエリアの天井に装置を設置するための穴をあけました。
空調の給・排気口の位置を見ながら、脱臭・除菌効果が最大に発揮される位置を選びます。
例えば排気口の直近に脱臭装置を設置すると、ショートパスが起きて室内に十分な酸素クラスターイオンが行き渡らなくなるため、どこに設置するかは脱臭・除菌効果をしっかり発揮するために重要な確認ポイントです。
設置後は、写真(2枚目)の通り、天井の景観を損ねることなくなじんでいます。
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天井に穴をあけます
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天井に装置を埋め込んだ風景です
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正常な稼働を測定器で確認します。ニオイセンサー(左側)とイオンカウンター(右側)
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イオンが正常に排出されていることを測定値で確認します
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ニオイセンサーで装置稼働前後の臭気レベルを確認します
装置稼働後の効果測定
①脱臭効果の確認
ニオイの強度を測定するニオイセンサーPolfa(ポルファ)を用いて、装置稼働前と、稼働後の臭気レベルを測定し、脱臭効果が十分に発揮されていることを確認します。
②酸素クラスターイオンの排出確認
イオンカウンターを用いて、装置から室内へ酸素クラスターイオンがしっかりと供給されていることを確認します。
今回導入した「酸素クラスター除菌脱臭装置レビオン」
累計納入台数5,000台超えの信頼感
今回導入した酸素クラスター除菌脱臭装置は、累計納入台数5,000台(酸素クラスター装置の累計は15,200台)(※3)を超え、850か所の医療機関(※3)へ導入されています。 (※3) 2020年6月時点の累計数。
メンテナンスも簡単であるうえに、企業様においては弊社専門員による有料メンテナンス請負も対応しており、安心してご使用いただけます。
また、人体への有害性が懸念されると考えられている「オゾン」とは異なり(※4)、酸素クラスターイオンは安全性の高い物質と言われており、自然界にも存在しています。(※4)日本産業衛生学会では、オゾンの作業環境基準としての許容濃度を0.1ppm(0.2 mg/m3)と定めています。
酸素クラスターイオンの脱臭原理
空気中の酸素分子にマイクロプラズマ放電を加えて大量の酸素クラスターイオンを生成します。
その酸素分子イオンが10~60個集まった大きなイオンの集合体を作り出し、空気中の悪臭物質と衝突して、酸化分解により無臭化します。
酸化分解は、特に生活臭・複合臭との相性が良く、酸素クラスターイオンで高い脱臭効果を得ることができます。
【試験方法】容積11.7㎥、換気量136㎥/h、換気回数11.6回/hの部屋、人の出入り無しの状態。
停止時=レビオンを停止させ、60分後に室内にて嗅覚評価を実施。 運転時=その20分後、レビオンを稼働させ、80分後に室内にて嗅覚評価を実施。全過程においてニオイセンサーは連続測定した。
酸素クラスター除菌脱臭装置レビオンは、僅かな電力で人工的に大量の酸素クラスターイオンを生成することができます。
導入製品・サービスについて
圧倒的な納入実績を誇る酸素クラスター除菌脱臭装置【レビオン】。 マイクロプラズマ放電により生成された大量の酸素クラスターイオンが、菌・ウイルス・悪臭物質などを除菌・消臭します。※写真はシルフィードminiです
酸素クラスター除菌脱臭装置の総合案内です。全ラインナップがご覧いただけます。 室内設置型(置き型)は、有効容積 220㎥まで対応可能。ダクトイン型(空調連動型)は一基の処理風量、 2400, 4800, 7200㎥/hです。
酸素クラスター除菌脱臭装置の「ダクトイン型(空調連動型)」です。 空調機二次側の給気ダクトに設置し、室内給気口から酸素クラスターイオンを対象室内に供給します。第一種換気方式で運用される、オフィス、病院、介護施設、実験動物施設、商業施設等の比較的大規模空間の使用に最適です。
累計販売台数2,000台を誇るカルモアの最新・携帯式ニオイ測定器です。 重量375gの軽さで室内外問わず持ち運びしやすく、臭気一筋30年のカルモア臭気判定士(国家資格)が開発した「ニオイの現場で最も使いやすい」ニオイ測定器。